こそだて時々えいご

子育て・英語・海外の情報ブログ

子連れ海外旅行のあらゆる心配不安に答えてみた。私の体験談と対策もご紹介。

こんにちは。

一児の母yukiboooです。

 

子連れで海外旅行というと、憧れはあるものの心配や不安だらけで尻込みしてしまいますよね。 

今回はそんな方の背中を押せるようによく思われがちな不安要素について出来る限りの払拭していきたいと思います。

また個人の体験談やポイントを適宜合わせてご紹介したいと思います。

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①子供とのフライトに耐えられるか心配

これは経験者から言うと、正直しんどかったです(笑)国内線の1時間弱のフライトでもキツイな思うことすらあります。しかし、工夫次第でなんとでもなります。

子供とのフライトを乗り切るポイントはこちらです。

 

子供の好きなものを用意する

言わずもがなですが、子供の好きなオモチャ、絵本、おやつ、動画など思いつく限り武装していきます。

(動画はオフラインでも見れるよう事前にダウンロードなど準備が必要です。)

 

中でも、動画はかなり時間稼ぎにもなりますし、何より楽です。笑

機内は親子ともにストレスが溜まります。旅行のときぐらいは自分にも子供にも甘くして動画見せちゃいましょう。

国際線の長距離フライトですと、座席前のモニターから見られるアニメやゲームは目新しさで食いつきが良いですが、念のためいつも見ている動画をダウンロードしていくのがおすすめです。(イヤホンも忘れずに!)

 

息子の場合

おもちゃは、100均のお絵かきボードと、シールブック、動画はアンパンマンの動画と、「coco melon」という英語の歌の動画、ディズニーランドのパレードやショーの動画をダウンロードして臨みました。

 

旅行直前に新しいおもちゃ等を用意する

子供は新しいものには暫く飽きずに遊んでくれます。ほんの時間稼ぎにしかならない可能性もありますが、結構効果的です。飛行機にのる直前であればあるほど効果は高いかと思います。

 

私の場合は、毎回早めに空港に着くようにし、空港内のお店で新しいおもちゃを一つ買うことにしています。

ここでポイントなのが、イヤイヤ期の場合あまりに早い段階で買うと、「今すぐこれで遊びたい!」とか言い出すので、出来るだけ後に買うことです。

 

プレイルーム(エリア)で思いっきり遊ばせる。

定番ですが、空港内には子供が遊ぶプレイルームやプレイエリアがあるので、そこでしっかり遊んでもらい疲れさせましょう。機内に入ると思いっきり身体を動かせないのでここで発散させておくのがポイントです。

 

国際線は2時間前にはチェックインしないといけないので、出発までには時間がたっぷりあるように思いますが、荷物検査や出国審査などで結構時間を食ってしまいます。航空会社にもよりますが、早くチェックインできるのであれば早いに越したことはありません。

子供がしっかり遊ぶ時間を確保するのがポイントです。

(子供が機内で寝なかったときのために大人はある程度セーブが必要です。笑)

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フライトに合わせた時間管理を心掛ける

フライトの時間や長さにもよりますが、それに合わせて当日はお昼寝やご飯の時間を調整するのが望ましいです。

しかし、子供もテンションが高くなっていたりと思い通りにいかない場合がほとんどだと思うので、その時は仕方ないと割り切りそこでストレスを溜めないようにしましょう。

 

機内グッズを活用する

赤ちゃんであれば、各航空会社が用意するバシネットというベビーベッドが使用できるので、手配するのをおすすめします。

※使用できる体重の制限や、事前手配の可否など、航空会社によるので事前に確認が必要です。

 

子供が一人で座席に座るようになると、以下のようなグッズも役に立ちます。

 ・Jetkids bedbox

子供用のスーツケースでありながら、機内ではフルフラットのベッドになり、外では乗り物になります。(跨ぐことができるデザインで引っ張る紐付き)

 

・fly-totなどのフットレスト

空気で膨らませるタイプのフットレストで、安価で手に入ります。こちらも座席前に置くと子供にとってはフルフラットのベッドになります。


※いずれも航空会社によって利用可否や利用条件があるので、確認の上購入をおすすめします。

 

参考) 私の機内の過ごし方

一言で言うと、行なっているのは上記で紹介したことです。

 ★機内乗り込み前

朝起きた時から戦いは始まります。

フライトの時間にもよりますが、できるだけ機内では寝て欲しいので、逆算して子供を起こしたり、昼寝の時間をできる限り調整します。

 早めに空港に着き、出国の手続きはさっさと済ませ、機内用のおもちゃを一つ買い、プレイルームで思いっきり遊ばせます。(場合によりご飯もこのタイミングで済ませておきます。)

 乗る直前におむつを替えます。

 

★離陸後(起きている時間)

こちらの体力があるとき

・絵本を読む

・おもちゃで一緒に遊ぶ

・機内を散歩する

 

こちらの体力がないとき

・おやつを与える

・動画を見せる

・お絵かきボードや紙とペンを渡す

・シールブックを渡す

 

②人に迷惑かけないか心配

子供は泣くものなので仕方がないと思っていても、どうか泣かないようにと気も休まりませんし、泣かれると焦りますよね。さらに周りの人から睨まれたり、舌打ちされたり、文句を言われることがあればそれはもう結構凹みますよね。

 でもこれは、気にしていたら一生どこにも行けないし、何も出来ないと割り切って自分のメンタルを強く持つしかありません。

機内に入って周りの座席の人に一言挨拶しておくだけでも反応はかなり変わると思います。

 

そして私の経験上、このご時世、そこまで意地悪な人はかなり少なくなってると思います。むしろ「大丈夫ですよ、気にしないで下さいね」と言ってくれる方のほうが多いイメージですので、周りの反応を過剰に心配しすぎないほうがいいかもしれません。

もちろん保護者として、子供がしてはいけないことをして迷惑をかけることがないように配慮するのは必要ですが、過度に周りの目を気にして旅行を諦め、子供が出来るはずだった経験を奪うのは可哀想な気がします。

 

豆知識

離着陸時に子供が泣くのは、気圧の変化で耳が痛くなることが原因のこともあります。

耳いたいた対策には、授乳したり、水やお茶などを飲ませてあげましょう。耳抜きになります。

 

③時差ボケにならないか心配

どれだけの時差かにもよりますし、個人差もあるので、明確な答えは出せませんが、繊細な子供は影響する可能性は高いと思います。

 

私の場合をお伝えすると、私はアメリカに行ったとき、時差がほぼ真逆だったのもあり、いつもと違う環境というのもあったのか、夜泣きがすごかったです。そして日中眠そうにしてるときもありました。

私たちの用事に付き合わせてるときは退屈だし眠いしでグズグズ言っていましたが、子供を遊ばせる目的で公園に行ったり博物館などに連れて行ったときは楽しそうにしていました。

 

夜泣き対応でこちらもかなり疲れが溜まりましたが、無理のない範囲で滞在先の時間に合わせて行動し、ご飯をしっかり食べさせてちょっとずつ時差修正させました。

(子連れだと夜遅くまで遊べないので、夜交代で面倒を見ながら部屋でゆっくりする時間があったので、少しはリラックスできました。)

 

せっかくの旅行なのにもったいないという気持ちや、時差ボケを早く直したい気持ちで無理にでも日中は起こしたくなるかもしれませんが、個人的には眠そうにしていれば無理はさせなくていいと思います。体調崩しても嫌なので。

本当に興味があるときには本人も起きます。

ただご飯はできるだけしっかり食べさせたほうが良いですね。

 

帰国してからまた時差ボケがあるんじゃないかと恐れていましたが、それは案外大丈夫でした。

旅行と帰りの飛行機の疲れ+家に帰ってきた安心感(知らないけど)で、夜ぐっすり眠り、翌朝普通に起きました。笑

もし、帰国後の時差ボケがあったとしても、いずれは治るので過度な心配は不要かと思います。

 

④自分の体力が持つか心配

大人だけでの旅行に比べれば、比べ物にならないぐらい体力も気力も消耗します。疲れるために旅行に来たのかとも正直思ってしまう瞬間があります。

なので、体力だけでいうと持ちません。笑

ですが、それ以上に子供の表情や反応を見て、一緒に旅行できて良かったなと思う気持ちの方が強いです。なので体力を消耗しても海外旅行する価値はあると思います。

 

⑤体調を崩したり、怪我をしないか心配

事前にできる準備や、旅行先の下調べ、そして現地で注意を払えば過度な心配はしなくていいと思います。

 

★旅行前の準備

(言うまでもない事ばかりですが)

・普段使っている風邪薬などがあれば持って行く

・事前に日本語が対応できる病院があるか等を調べておく

・保険に加入する

 

★機内での対策

・水分をとったり、マスクをして乾燥対策、感染対策をする

・こまめに手などの消毒をする

 

★現地での対策

・水道水は飲まない

安全のため、水道水を飲める国でも水道水を飲むのは避ける。

※水道水を飲めない国ではレストランのドリンクの氷にも注意してください。

・こまめに手などの消毒をする

 

準備をしていても旅行先でいざとなったときに自分で対応できるか不安な方はツアーを利用して旅行に行くのも一つの手だと思います。

 

⑥食べ物が合うか心配

離乳食時期であれば、レトルトの離乳食を大量に持って行くのをおすすめします。

離乳食が終わっている子でも、レトルトやインスタントの日本食を持って行くと安心です。私の場合は、フリーズドライの味噌汁とレンチンの米とふりかけを持って行きました。

国や地域にもよりますが、日本食レストランや日本食のスーパーがある国や都市も多いので事前に調べておき、そこで食べたり調達するのも一つの手です。

 

⑦付き合わせて子供が可哀想か不安

子連れで海外旅行に行くというと少なからず「親のエゴに子供を付き合わせ可哀想」という声があります。
一番しょうもない言いがかりなので、これを言ってくる人がいれば、何も気にすることなく完全スルーしてください。

反論としては2点
・親が行きたい所へ行き、したいことをして何が悪い?
この一言につきます。親だからと我慢することではありません。親である以前に立派な一人の人間なので、したいことをして何も悪いことはありません。
むしろ楽しんでる親を見ると、子供は嬉しいはずです。

・子供にとっても良い経験になるはず 長距離のフライトは確かに子供にとっては苦痛かもしれませんが、それ以上に特別な経験や新しい発見など良い刺激になることの方が多いはずです。
親が子供の安全をきちんと守ってあげさえすれば子供にとっても必ず良い経験になるはずです。


⑧連れていっても覚えてないだろうな…と不安

親の立場になると、いろいろ経験させてあげたい!という思いから、親自身がこれを思うことはあまりないかと思いますが、たまに周りの人が悪気なくサラッと言ってきたりします。

 

それに対しての反論は、覚えている覚えていないは、本当にどうでもよく全く重要なことではありません、ということです。
大人ですら、最近行った旅行のことでも案外断片的にしか覚えていません。でもしっかり経験値として刻まれているはずです。
子供も同じで、覚えていなくても、その時には必ず何かしらの刺激を受けており、その刺激が子供を成長させてくれています。

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まとめ

以上、子連れ海外旅行における様々な心配や不安について出来る限り解消できるように、私なりに考えてみました。

私も最初は心配や不安だらけで、何度もやっぱやめようかな…と諦めそうになっていました。

実際、子供はグズグズ言ったり、思い通りに予定が進まないこともあったり、大変だったことは数えきれず、疲労感は半端なかったですが、それでもやはり行ってよかったと思います。

 

それは子供が楽しそうな表情や反応をしたり、現地の人が優しくて息子に話しかけてくれたり、日本では見られない野生のリスが見られて子供がはしゃいでいたり、親の勝手な自己満足ではなく、子供は子供なりの特別な経験と新しい発見をしていい刺激になったなと思っています。

 

子連れで海外旅行を検討しているけど、なんだか踏ん切りがつかない…と思っている方の背中を少しでも押せたら幸いです!