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子供も洋楽好きの大人も楽しい!セレブリティとコラボのセサミストリートおすすめ曲13選!

子供も大人も英語は楽しく取り組むが鉄則ですよね。

英語の歌を聴く(聴かせる)となると、子供には昔ながらの童謡、大人は洋楽というのが恐らく一般的ですが、それぞれの垣根を超えて子供も大人も楽しめるのがセサミストリートです。

 

セサミストリートの歌には「The Weels on the Bus」や「If You’re Happy and You Know It」などの定番の童謡(nursery rhymes)から、それぞれのキャラクターのテーマソングを始めとしたオリジナルソングもいっぱいあり、どれも楽しい曲ばかりです。セサミストリートの仲間たちの掛け合いも可愛くて癒されます♡

 

さて、本題に戻りますが、セサミストリートにはこれらの曲以外にも、有名アーティストとのコラボ曲もいっぱいあるのが、最大の魅力の一つです。

アーティストの素晴らしい歌声に合わせて、一緒に歌ったり踊る可愛いセサミストリートの仲間たち。

基本的に子供向けの番組なので、子供が学べる内容にアレンジされていたり、楽しめる演出がされていますが、それぞれの歌手の曲調が楽しめ、大人でも魅了されますので、親子で視聴するのにも最適です!

昔からある番組ですので、セレブリティとのコラボはたくさんあるのですが、今回はその中でも私のおすすめ13曲を紹介したいと思います。

 

身体を動かして楽しい曲

Usher’s ABC Song / Usher

「Yeah!」などのヒット作を持つアッシャーが歌うABCソングは、例えば、Aは「Move you Arm (腕を動かそう)」Bは「Bounce like a ball (ボールのように飛び跳ねよう)」のように、それぞれのアルファベットに関連する動きや体のパーツを動かして、楽しく体を使ってアルファベットが学べます。


Sesame Street: Usher's ABC Song

 

A New Way to Walk / Destiny’s Child

日本でも人気を博したデスティニーズチャイルドがコラボする「A New Way to Walk (新しい歩き方)」は、ただ面白い動きをしながら歩くだけの歌ですが心が弾みハッピーな気分になれます。

歌の前にエルモたちがわちゃわちゃと新しい歩き方を披露し合っているのも微笑ましいですね。


Sesame Street: "A New Way to Walk" with Destiny's Child

 

You’ve Got a Body / Ne-Yo

日本でも人気を博したR&BシンガーソングライターのNe-Yoが歌うこの曲は、リズムに合わせていろんな動きをする楽しい曲です。

テンポの早い曲なので、なかなかついていくのが難しいですが、とにかく体を目一杯に動かせればオッケー!リズミカルなので体が勝手に動き出します。


Sesame Street: You’ve got a Body (with Ne-Yo)

 

メッセージが刺さる番組オリジナル曲

Don’t give up / Bruno Mars

「Nothin’ on You」や「Just The Way You Are」など数々の名曲を持ち、多くのグラミー賞を獲得したブルーノマーズがコラボするこちらの曲は、タイトルの通り、「諦めちゃダメだ」というメッセージが込められています。

アコースティックギターのイントロと、ゆったりと心地の良いメロディー、エルモたちと動きをシンクロさせて歌う感じは、ブルーノマーズの有名な曲の一つである「The Lazy Song」のような感じです。


Sesame Street: Bruno Mars: Don't Give Up

 

What I am / Will.i.am

ソロとしても、ブラックアイドピーズのメンバーとしても、音楽プロデューサーとしても才能を発揮し、グラミー賞受賞経験も持つウィル・アイ・アムが歌うこの曲は、一言で言えば自尊心の歌で、自分のことを誇りに思い、自分には出来るんだ!自分は強くなれるんだ!というメッセージが込められています。

子供にとっても大人にとっても自己肯定感は大切です。この曲を聴いていると自分の気持ちが強くなるように感じます。

メロディーはポップな感じで、エルモたちと一緒にリズムに乗って、合いの手を入れたくなる曲です。


Sesame Street: Will.i.am Sings "What I Am"

 

B is for Book / Pharrell Williams

「Happy」などのヒット作を持ち、歌手としても音楽プロデューサーとしても、アメリカの歌のオーディション番組「The Voice」の審査員としてもマルチに活躍するファレル・ウィリアムスの歌うこの曲は「本はイマジネーション一つで椅子に座ったままどこへでも行けるし、何にでもなれる」という本を読む楽しさを、ファレルウィリアムスらしいアップテンポの楽しい曲調で歌っています。


Sesame Street: B is for Book (with Pharrell Williams)

 

Try a Little Kindness / Tori Kelly

シンガーソングライターのトリー・ケリーは日本でも大ヒットしたアニメーション映画「Sing」のミーナ(象)の声を担当し、素晴らしい歌唱力を披露した大注目の歌手です。

この曲は、小さなKindness(思いやり、親切)は、誰かを助けることができるし、自分も良い気持ちになれるという歌で、曲中に小さなKindnessがいろいろ出てくるのですが、「てんとう虫を優しく持ってあげる」とか「犬の耳を掻いてあげる」とかもありホッコリします。

この歌を聞いて子供と一緒に身の回りの小さなKindnessを見つけて実践しようと思いました。


Sesame Street: Try a Little Kindness (with Tori Kelly)

 

I Need a Word / Dave Matthews

過去にグラミー賞も受賞したロック歌手のデイヴ・マシューズが歌うこの曲は、「気持ち」についてです。

デイヴとグローバーはお互いに落ち込んだような気分ですが、お互いに理由は何故だかわかりません。この気持ちを表現するには言葉が必要だ、というカントリーミュージック調の曲です。

大人になってからも、漠然と悲しいや寂しい、それらにすらカテゴライズされないモヤモヤとした気分になることがあります。子供と接していても、まだ言葉や表現が豊富でない子供は上手くできずに癇癪を起こすことがあります。

大人にも子供にも気持ちを表現するのには、豊富な語彙力や表現力が大切だなと感じる曲でした。


Sesame Street: Dave Matthews and Grover Sing about Feelings

 

Just Like Magic / Sara Bareilles

「Love Song」や 「King of Anything」「Brave」などのヒット曲を多く持つシンガーソングライターのサラ・バレラスの歌うこの曲は、嫌なことがあって悲しい気分のとき、友情という魔法が嫌なことを吹き飛ばしてくれるという歌です。サラらしいパァーッと明るく光が差し込むような歌声とメロディーが素晴らしいです。


Sesame Street: Just like Magic (with Sara Bareilles)

他にも

・Ed Sheeran(エドシーラン)の「Two Different Worlds」

・Sia(シーア)の「S is for Songs」

・Pentatonix(ペンタトニックス)の「Pentatonix Counts to Five」

など

 

歌って楽しいパロディ曲

Don’t Know Y / Norah Jones

ノラ・ジョーンズの名曲「Don’t Know Why」のパロディ曲です。

本家は「I don’t know why I didn’t come」という歌詞で、遠くへ行ってしまう恋人に最後に会いに行かなかったことを後悔する曲ですが、こちらのセサミ版は、「I don’t know why Y didn’t come」という歌詞でノラが文字の「Y」と遊ぶ約束をしていたのに、Yが来なかったと悲しむ、哀愁漂うのに何故か面白い歌になっています。

 
Sesame Street: Norah Jones Sings Don't Know Y

 

What Makes U Useful / One Direction

ワンダイレクションのデビュー曲で大ヒット曲である「What Makes You Beautiful」のパロディです。

本家は自身を持てない可愛い子に向けたラブソングで、サビの最後の節が「That’s what make you beautiful (それが君を美しくする)」となっているのが、セサミ版はひたすらUのつく言葉を列挙していき、サビの最後の節が「That’s what makes U so useful それがUをとても便利にする」となっています。


Sesame Street: One Direction What Makes U Useful

 

Outdoors / Jason Mraz

ジェイソン・ムラーズの大ヒット作「I’m Yours」のパロディです。

本家は、僕の心は君のものだよと、とある子にベタ惚れしている曲ですが、セサミ版は外の世界の素晴らしさを歌うと同時に外に出て自然を感じて楽しむのを促す歌です。


Sesame Street: Outdoors with Jason Mraz

 

1234 / Feist 

iPad nanoのCMにも起用されていたので、聞き覚えのある方もいるかもしれません。

タイトル自体は本家と変わらずですが、本家は切ないラブソングであるのに対し、セサミ版は1234と数を数える歌なので、歌い方がよりやわらかい印象です。


Sesame Street: Feist sings 1,2,3,4

他にも

Alicia Keys(アリシア・キーズ)のFallin’のパロディ「Dancin’」

Katy Perry(ケイティ・ペリー)のHot n Coldのパロディ「Hot and Cold」

 

 

まとめ

いかがでしたか?可愛いセサミストリートの仲間たちとプロの歌声は子供も大人も魅力されます。

他にもたくさんのコラボ曲があるので、気になる方は是非チェックしてみて下さいね!

英語を勉強することについて知ってほしい8つのこと

これから英語を勉強しようとしている人、今現在英語の勉強に励んでいる人に知ってほしい8つのことを紹介したいと思います。

英語の必要性や、英語を学ぶ意義、英語学習で知っておいてほしいことなどです。

 

英語はこの先も絶対必要

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近年、Google翻訳を始めとした機械翻訳の性能はグンと上がり、海外旅行もポケトークなどのAI通訳機を持って行ける時代になりました。

機械が代わりに翻訳して喋ってくれるので、英語の勉強はもう必要ないでしょうか? ー答えはいいえです。

第一に、未だに機械が越えられない言語の高くて厚い壁があり、人間が話す言葉になるにはまだ時間がかかります。

第二に、今までより一層英語がハブ言語となり、英語格差が広がる時代に突入しているからです。

 

また、ウェブ市場調査サービスのW3Techsによる2020年3月の調査では、全ウェブサイトに対する割合は英語が1位の59.3%で、インターネット上の情報の半数以上が英語であることがわかります。

一方で日本は8位ですが、たったの2.4%でおよそ30倍も違います。2位のロシアですら8.4%です。

英語が出来ないことでどれだけの情報を得る機会を損失しているかは一目瞭然ですよね。いずれ翻訳されても翻訳に時間がかかるので、もはやニュースや映画もリアルタイムではありません。

 

始めるのに年齢は関係ない

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英語は幼少期に始めると音の聞き分けができる、吸収が早いなどの理由からいいという話はよく聞きます。

しかし、英語を始めるのに年齢は関係ありません。

私は中学時代はテストは赤点で、英語が大嫌いでしたが、高校で良い先生に出会い、そこから真剣に勉強し、英語添削の仕事をメインに、翻訳の仕事を頂けるまでになりました。

 

また、家族ぐるみで仲の良いインド人ファミリーの旦那さんは、日本人かと思うぐらい日本語が上手ですが、彼が日本語を学び始めたのも、20代です。

日本語は中国語などに並び、もっとも習得するのが難しい言語の部類ですが、彼のように大人になってから学び始めたり、また中には独学で学んでマスターする人もいます。

当然彼らは小さい頃から日本語のCDをかけ流して、日本語の絵本を読んで、日本語の歌を聴いて育った訳ではありません。

英語を含め、言語はその気になった時から始めて十分にマスターできるのです。 

 

英語は簡単

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日本人からすると、どうしても文字も文の構造の違う英語は、遠いもので難しく感じます。

しかし、英語は想像以上にシンプルです。

日本語の平仮名、カタカナ、漢字のように莫大な文字の種類があるわけではなく、シンプルなたったアルファベット26文字で、日本語を学ぶ外国人がつまづく助詞(は、が、の、に)は英語にありません。日本語ほどややこしい動詞の活用も、複雑な敬語もありません。

人称もいたってシンプルです。日本語の私、僕、俺、うちなども英語では「I」だけです。

 

私たちは日本語は自然に覚えて、難なく使っている母国語なので、実感が湧きにくいかもしれませんが、英語以外の外国語(ルーツが同じ、あるいは近いヨーロッパの言語など)をかじってみると、英語がいかにシンプルな言語か実感します。(今は何一つ覚えていませんが、過去にフランス語、スペイン語、ドイツ語を少し勉強したことがあります。)

 

英語はフランス語やスペイン語、ドイツ語みたいに名詞の性(女性名詞、男性名詞、中性名詞)によって冠詞を使い分ける必要もありません。(名詞に性があるのが不思議な感覚ですね)

英語は主語によって動作が変化するのは3人称単数のみですが、スペイン語はそれぞれの主語によって動作が変化しますし、ドイツ語は名詞の格変化も複雑です。

 

そして、先程のインド人の友達の例でもわかるように、外国人から見て難易度が非常に高い日本語でもマスターしているので、日本人が英語をマスターするのはとてつもなく高い壁ではありません。

 

サイレント・ピリオド

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英語の勉強を始めると必ずと言っていいほどぶつかるのが「全然上達していない」「全然英語聞き取れない」という挫折です。

 

しかし、言語習得には「サイレント・ピリオド (沈黙の期間)」というものが存在します。

赤ちゃんも生まれてすぐは言葉を話すことは出来ず、周りからの言葉のシャワーを浴び、インプット期間を経ることで言葉のコップが満タンになり言葉が出るようになります。

言語習得も仕組みは同じで、言葉のコップに水が溜まるまでに時間がかかります。

英語に触れる時間や量などの違いや、個人の能力にもよるので、一概にサイレント・ピリオドの期間は言えませんが、ハッキリ言えるのは、すぐには英語は上達しないということです。

 

なかなか上達しないな…と感じるときは、「今はサイレント・ピリオドなんだ」と一生懸命にインプットを重ねコップに言葉の水が溜まるのを辛抱強く待つしかありません。

そして一滴でも水が溢れ出したら、どんどんアウトプットしていきましょう。アウトプットすることで、また新たなインプットが得られ、ドボドボと溢れ出すほどのアウトプットが出来るようになってきます。

 

発音は気にする必要ない

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英語を学習するなかで、もう一つ挫折を生み出したり、落ち込んだりさせてしてしまうのが、発音です。

自分の発音が良くないから、恥ずかしくて英語が話せないという人もよくいらっしゃいます。

 

私自身も学生時代、自分の部屋で英語の教科書の音読練習をしているときに、姉が部屋にバンっと入ってきて、「なんか変な音聞こえるから何かと思った!」と言われて、発音が上手じゃないと恥ずかしいと思った記憶があります。

 

しかし、実際社会に出てみると英語を話すのはネイティブばかりではなく、非ネイティブの人が格段に多く、訛りのある英語を話す人ばっかりです。

しかし、グローバルで多様性が認められる世の中であるからこそ、英語の多様性にも寛容であるべきです。

 

そして、世界の非ネイティブは割と自身の発音を気にすることなく堂々と英語を使います。

そりゃそうです。母国語のイントネーションが残るのはごく自然なことですし何も恥ずかしいことではないですからね。

前述の日本語がペラペラのインド人の奥さん(彼女もインド人)は日本語が話せないので、英語で普段会話しますが、堂々とWednesday(ウェンズデイ)をウェドネスデイと言いますし、Cucumber(キューカンバー)をクックンバルと言います。


発音は教科書になぞらえると間違いと捉えられるかもしれませんが、これは単なる「違い」であり「間違い」ではないと思っています。

 

英語は単なるツール

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英語学習者に忘れないで欲しいのが、英語は単なるコミュニケーションツールの一つであるということです。

英語を話せるようになっても、相手の異なるバックグラウンドや意見を受け入れられない、自分の意見が言えない、日本や世界で起こっていることに無関心などでは、英語を話せても意味はないと言っても過言ではありません。

 

英語を勉強する大人も、子供に英語を勉強させようとする親も、英語という言語を習得することが第一目的となってはいけません。英語を勉強する目的はあくまで、世界で活躍するため、可能性を広げるなどであり、そのために、いろいろな人とコミュニケーションを取り、価値観や考え方、異文化を知ることが出来る、世界で起こっていることがリアルタイムでわかる、自ら英語の情報を取捨選択できるためのツールの一つが英語なだけです。

 

人生に彩りを与えてくれる

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そして、コミュニケーションツールである英語を使いこなせるようになると、人生か鮮やかなものになっていきます。

 

例えば、旅行へ行っても自分の言葉でコミュニケーションを取れると断然楽しいです。

日本人同士でさえもそれぞれに生い立ちや考え方、趣味などが異なり多様で面白いのに、このコミュニケーションを取れる人が日本人だけでなく世界に広がったら…想像するだけで楽しいですね。

 

いろいろな人と触れ合えることができればできるほど、興味や知識が広がり、とても彩り豊かな人生になります。

人とのコミュニケーション意外でも、前述の通り、インターネット上の情報が英語は格段に多いので、様々な分野で日本にはまだない情報を得られる可能性が高いです。

 

チャンスを広げてくれる

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英語を話せると、できる仕事の幅が広がるのは言うまでもありません。

私は趣味で水彩画をしていますが、数年前に国際交流サービスのCouchsurfingでホストし、今でも交流のある起業家の友達から、新ブランドのロゴとロゴデザインの仕事を頂いたことがありました。

これも英語が繋いでくれた思わぬご縁です。

 

また、チャンスが広がるのは自分自身だけではないこともあります。

私には息子がいるのですが、児童館で前出のインド人のママ友が出来ました。友達の輪は広がり、カナダ人のママ友もでき、私だけでなく息子も英語や異文化に触れられる機会が出来ました。

特にインド人ファミリーとはよく遊び、本格南インドカレーも何度かご馳走になりました。私たち家族にとって貴重な経験です。

 

まとめ

機械翻訳があってもグローバルな世の中に英語が必要じゃなくなることはないし、むしろ英語が出来ないと損になることもある。

 

・英語は他の外国語に比べるとシンプルな言語なので、その気になれば何歳から始めてもマスターできる。

 

・英語学習にはサイレント・ピリオドがあるので、ある程度の忍耐は必要。

しかし、発音などで挫折する必要は全くない。

 

・英語はあくまでコミュニケーションツールの一つであるが、これを使えるようになると、世界もチャンスも広がる。

 

皆さまが英語を学習するモチベーションになれば幸いです。

 

【幼児英語】ディズニー マジカルずかんは英語入門におすすめ!楽しく身につく秘密を実際の使用レポと共にご紹介!

実家にアンパンマンのおしゃべり言葉図鑑(※)があり、帰省中息子が夢中になって遊んでおり、いつのまにか単語をいろいろ覚えていたので、「ディズニー 日本語英語 ことばがいっぱい!マジカルずかん プレミアムDX」を買いました。

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※実家のアンパンマン言葉図鑑は現在発売されている「アンパンマンおしゃべりいっぱい!ことばずかんSuper DX」の一つ古いものなので、日本語のみの言葉図鑑で英語と二語文はありません。

 

 

ディズニー マジカルずかんの概要

・専用のタッチペンで図鑑をタッチすると単語や、単語に関する音、キャラクターの声や音楽が流れます。

・音声は日本語と英語、そして日本語の後に英語が流れる「にほんごえいごモード」が搭載されています。

日本語1100種類以上、英語950種類以上が収録されています。

・図鑑には150種類以上ものディズニーとピクサー作品のキャラクターが登場し、キャラクターボイスは280種類以上。(アンパンマンの言葉図鑑のような、キャラクターによる単語の読み上げはありません。)

・単語に関連する音やメロディは350種類以上。

全39ページで、13のシーン(家の中、スーパー、ショッピングモール、レストラン、街中、乗り物、楽器、花、おしゃれ、動物、海の生き物、顔と体、季節)からものの名前が学べ、他にもあいさつ、色、形、数、世界の国、行事と曜日、アルファベット、あいうえおが学べます。さらに、二語文、三語文を学べるページがあります。

・持ち運びもできる形、サイズで、外出時のおもちゃとしてもGood。

・タッチペン(単四電池2本)は一定時間経つと自動オフになるので、電池の無駄消費もなく安心です。

 

ディズニーの言葉図鑑のおすすめ理由

ディズニーキャラがいっぱいで飽きない

ミッキーやミニーの主要キャラクターのみならず、ぷーさん、アラジン、トイストーリー、カーズ、ニモ、アナ雪、ライオンキング、ディズニープリンセス、モンスターズインク、スティッチなどなど、150種類以上のディズニーとピクサー作品のキャラクターが登場し、そのほとんどのキャラクターがタッチをすると何かしら喋ってくれるので、息子は夢中になってキャラクターをタッチしています。

特に「アルファベット」と「あいうえお」のページは様々な作品のキャラクターが凝縮しており、キャラクターボイスの宝庫です(笑)

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さらに、ページとキャラクターによっては、一つの絵で異なるセリフを言ってくれるものもあり、それを発見したときは親子共々大興奮しました!

例えば「いろ」のページはトイストーリーなのですが、バズとレックスは2種類言葉を発してくれます!

エイリアンもきちんと1体ごと違うセリフを言ってくれます♪

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息子はトイストーリーが大好きで、バズやウッディ、ジェシー、さらにはザーグの声まで何度もリピートし、セリフを真似していました(笑)

バズの「無限の彼方へさぁ行くぞ!」を息子は「無限の彼方へさぁ行くよ!」とニアミスで強気のオネエみたいな言い方になります。

キャラクターボイスは日本語のみだけなので、英語もあれば尚嬉しいな〜と感じました。

 

動物のページは、ライオンキングのサバンナの世界観、海の生き物のページはニモのキャラクターが勢揃いなのですが、それ故に出てくる動物や生き物がややマニアックです(笑)

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音や仕掛けが楽しい

図鑑のどこを押しても音がなるんじゃないかと思うぐらい、どこを押しても音が鳴ります。

ものの名前の部分は、それに関連する音が鳴るので、楽しいだけでなく、記憶に残りやすいのでよく身につきます。

消防車や救急車もマジカルずかんの中の音と、日常で聞く本物の音がリンクして単語を覚えられました。

 

ものの名前が書かれていない場所でもタッチすると効果音が流れるのも楽しいです。

例えば、ライオンキングのページですと、背景の川や木などをタッチすると、川のせせらぎや、湖の水の音、木がカサカサなる音などが流れます。

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また、単語に関連するメロディなども、ちょっと一節流れるだけかと思いきや、長っ!と感じるぐらいしっかりメロディが流れます。

私と息子は「せかいのくに」のブラジルのサンバで軽く踊ります。

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さらに、ディズニーらしさが出ているのが、なんとマジカルずかんに隠れミッキーがいるのです。

隠れミッキーをタッチすると、ちょっとした楽しい仕掛けもあります。

 

他のディズニーの英語教材に繋げやすい

他の類似製品で言うと、「アンパンマン おしゃべりいっぱい!ことばずかんSuper DX」があります。(日本語、英語、二語文あり) 息子はアンパンマンも大好きですが、迷わずこちら選びました。

理由は、ディズニーの方が他の英語教材・学習に繋げられる可能性が高いからです。

アンパンマンは日本のアニメなので、アンパンマン自体が英語とは無縁です。

しかし、ディズニーですとディズニー作品を英語で観てみたり、ディズニーの歌を英語で聞くことも出来ます。ディズニーの英語の絵本などもありますよね。
これから大きくなるにつれて、いつまでディズニーが好きかというのもありますが、これからも新しいディズニー映画が出てくるでしょうし、ディズニーランドに行くことでも、ディズニーとの関係性、ひいては英語に触れるチャンスは、アンパンマンよりもあると感じたからです。

 

英語力は伸びる?

最初英語モードで遊ばせたのですが、息子(2歳)は日本語をいろいろ理解し、アウトプットするようになってきたので、自分の知っているものをタッチした時に、知っている単語(日本語)ではなく、知らない単語(英語)が読み上げられて戸惑っていました。

(サイ!サイ!と叫びながら何度サイをタッチしても「ライノセラス」と鳴るので怒ってました)

 

なので、日本語の後に英語が流れる「にほんごえいごモード」にしたところ解決しました。(本当は日本語は日本語、英語は英語と分けて理解する癖をつけたいのですが…)

 

その結果、サンキュー、ハロー、アップル、モンキーなどの王道英単語はとりあえず意味を理解して、その単語をいう場面や、その物を見たときに言えるようになりました。(恐らく他で見せている英語のYouTube動画の英単語などとリンクさせて覚えられたものもあると思います。)

 

他にも、言葉としてはまだ出ませんが、繰り返し聞いてインプットしているであろう単語がいくつかあります!

 

マジカルずかんの単語を繰り返し聞くのでも覚えられますが、日常で目にするものを「マジカルずかんにあった◯◯(英語)だね!」と結びつけたり、他の英語の歌や動画、絵本などと組み合わせながら、使用するとより効果的かもしれませんね。

 

とにかく視覚的にも聴覚的にも仕掛けがいっぱいなので、息子はここ数ヶ月は飽きることなく遊んでいますし、日本語、英語共に単語も覚えていっているので効果があるように感じます。

 

ディズニー 日本語英語 ことばがいっぱい! マジカルずかん プレミアムDX
 

 

 

まとめ

・いろんなディズニーキャラクターによる盛りだくさんの絵と、日本語・英語、豊富な効果音と音楽で、視覚と聴覚から楽しく効率的に単語が覚えられる。

 

・英語力としては、単語や簡単な挨拶を覚えられる程度。しかし、ディズニーは英語教材が豊富なので、マジカルずかんをトリガーに、これからの英語学習に繋げられる可能性が高い。

 

皆様の参考になれば幸いです。

【幼児英語】知育玩具ワンダフルチャンネルで英語は学べる?実際に使ってみた感想レポ

自粛生活で家にいる時間が増えたので、子供が自宅でも楽しめて、かつ、英語学習に繋がればな〜と思い、ワンダフルチャンネルという英語の知育玩具を購入しました。

今回はワンダフルチャンネルについての解説と、実際に使ってみての感想、英語の効果はあるかについて述べたいと思います。

 

 

ワンダフルチャンネルとは?

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SEGAトイズが販売する英語の知育玩具です。テレビに専用のカメラを接続することで画面に自分の姿が映り、カメラに搭載されたモーションキャプチャーと顔認証システムが人の位置や動きを認識し、ゲームやクイズ、歌、着せ替えなどの様々なコンテンツを楽しめるおもちゃです。

英語力が高く2児の母でもある関根麻里さんと共同開発されたようですね。

60チャンネル以上、日本語、英語共に1500の単語とフレーズがあります。

 

 

メリット

自分が映るのが楽しく、直感的に遊べて、低年齢でも楽しめる

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(使用イメージ:製品HPより)

 

子供の多くは、鏡やテレビ電話、自分の顔にエフェクトがかかるアプリなど、とにかく自分が映るものが大好きだと思うので、とても食いつきが良いと思います。息子の場合も食いつきがよかったです。

また、モーションキャプチャーによって自分の動きが検知され、画面が反応するので直感的に遊べますし、何より簡単なので低年齢から楽しめます。

 

全身が映るように画面から2メートルほど離れた位置から遊ぶのですが、最初は仕組みをイマイチ理解できていなかったり、夢中になってフレームアウトしてしまい、直接テレビ画面を触りにいく事態が発生しました。笑

 

設置が簡単

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入っているものは、本体カメラ、ケーブル、リモコンのたった3点で、煩わしい設定は一切なく、ケーブルを本体カメラとテレビのHDMI端子に繋げるだけです。

※本体カメラとリモコンの電池は別売りです。

HDMI端子が付いているテレビでしか使えないため、注意が必要です。

 

体を動かせる

様々なゲームや遊びがありますが、体を目一杯に使って遊べるものが多いので、雨などで外で遊べない日は特に役に立ちます。

息子はお気に入りのゲームを何回も繰り返し、汗をかいていたほどでした。

 

遊べるコンテンツが豊富

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うたっておどろう

ABCのうた/どんぐりころころ/おにのパンツ/やまのおんがくか/ちょうちょう

※いずれも英語のみ

 

うごくおはなし

ももたろう/うさぎとかめ/3びきのこぶた

※いずれも日本語と英語あり

 

てあそびうた

いとまきのうた/幸せなら手をたたこう/手をたたきましょう

※いずれも英語のみ

 

せいかつ

くまさんのいちにち/どうぶつとごあいさつ 

※いずれも日本語と英語あり

 

もののなまえ

どうぶつかくれんぼ/くだもののもり/やさいだいすきくまさん/きょうりゅうのたまご 

※いずれも日本語と英語あり

 

おんがく

ピアノステップ/もっきんステップ/うみのおんがくかい

 

もじあそび

ポンポン123 (日本語・英語)/ポンポンひらがな (日本語)/ポンポンカタカナ (日本語)/ポンポンABC (英語)

 

ゲーム

しゃぼんだま/まほうつかい/わらいくま/どうぶつえあわせ/たべものえあわせ

※いずれも日本語と英語あり

 

クイズ

どうぶつシルエット/おどうぐシルエット/どっち?どっち?/どっちがおおきい?/どっちがちいさい?

※いずれも日本語と英語あり

 

へんしんスタジオ

どうぶつ/うみのいきもの/たべもの/プリンセス/アルバム

※いずれも日本語と英語あり

 

歌、お話、ゲーム、クイズ、着せ替えとコンテンツのジャンルと数はたくさんあります。

しかし、「60チャンネル以上」となっているのには罠があります。

同じ内容で日本語と英語とあるものは、「2チャンネルある」という考え方になっています。(例えば「ゲーム」は5種類だけですが、それぞれ日本語モードと英語モードがあるので10チャンネルあるということになります。)

 

デメリット

一つ一つのコンテンツの内容が薄い

チャンネル数は多いですが、内容が基礎の基礎という感じで、すぐに飽きてしまうような薄い内容のものも多いというのが正直な感想です。(もちろん飽きずに何度も遊んでいるものもあります。)

アップデートやコンテンツ追加が出来ないので、飽きてしまったら終わりというのも少し残念ですね。

 

一人しか顔認識されない

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(使用イメージ:製品HPより)

 

「へんしんスタジオ」は顔認証システムで、頭に動物や海の生き物の被り物を被ったようになったり、ドレスを着ているみたいになるのですが、一人しか顔認識されないので兄弟でやると喧嘩になる可能性があります。「へんしんスタジオ」以外のコンテンツでも顔認識されるものは全て一人しか認識されません。

 

小学生ぐらいにとっては物足りないかも

全体的にどれも簡単なゲームや遊びなので、幼稚園ぐらいまでの子は丁度良いレベルで楽しめるかもしれませんが、小学生ぐらいになるとコンテンツの内容自体が簡単すぎてすぐに飽きてしまいそうな感じがします。

一昔前と違ってスマホタブレットのゲームやYouTubeなど、それ以上に子供が楽しめるコンテンツで溢れていますしね…。

 

英語学習に効果的?

簡単な単語ばかりですし、楽しく遊びながらなので、英語の苦手意識をなくしたり、英語に慣れ親しむ土台作りと言う点では良いですが、簡単な内容であるが故に、飛躍的な英語力アップはあまり期待できません。(というか、ワンダフルチャンネル自体、英語入門の位置付けです。)

 

また個人的な感想ですが、息子はワイワイガヤガヤ言いながら遊んでいるので、英単語がちゃんと聞こえているんだろうか…と思うときがあります(笑)


単に英単語を覚えさせるよりは、体を動かしながら、楽しみながらのほうが覚えやすそうなので、ワンダフルチャンネル自体を楽しんで何度もやっているうちに簡単な英単語は覚えられるようになると感じます。

 

口コミに対する感想

購入前の口コミを見ると「画質が悪すぎる」「リモコンが動かない」というレビューをいくつか見かけましたが、これらについての私の感想です。

 

画質について

もちろん通常のテレビの画質ほどは良くありませんが、映っている細かい表情もきちんと認識できますし、画質が悪すぎるというようには感じませんでした。

間近で画面をみたらちょっとガサついた感じはありますが、2メートル離れているとなんら問題ないかと思います。

 

一度ワンダフルチャンネルで遊んでいる途中、息子が部屋の電気を消したときに一気に画質が悪くなったように感じました。

電気が暗い部屋や、外の光のみで電気をつけてない室内で使うと画質が悪くなるのかもしれません。ですので部屋は明るくして使用すると良いでしょう(^^)

 

また、自分の実際の動きと、テレビに映る動きがズレていると感じることもありません。0.1秒単位とかではズレているかもしれませんが、気になることなく、支障なく遊べています。

 

リモコンについて

すぐに壊れるということもありませんし、全く問題なく動いています。

また、もしリモコンが使えなくなっても、リモコンなしで、モーションキャプチャーを使い体の動きで操作できるようにも設定できます。(リモコン操作設定になっていても、その設定画面までは体の動きでの操作で辿り着けます。)

 

まとめ

・家の中で体を動かすにはオススメ!

・内容も操作も簡単で未就学児にはオススメ!しかし、小学生ぐらいになると退屈に感じるかも?

・画質等、製品の品質としては問題なし

・英語入門にはぴったりだが、英語学習としては物足らない

 

皆様の参考になれば幸いです。

 

日本食はタブーだらけ?ベジタリアンやヴィーガン、宗教別の食文化を徹底解説!

世界を見ると、宗教や信念などから食事に関する制限がある人は想像以上にたくさんいます。

今回はベジタリアンヴィーガン、ハラルなど「食」に関するそれぞれの考え方や特徴、そしてこれらの方達と接する際に自身の経験談も含めて気をつけるべきことをご紹介したいと思います。

ベジタリアン

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ベジタリアン(vegetarian)は菜食主義である人を表す言葉ですが、その名の通り動物性食品を食べない人たちです。

日本ではまだあまり浸透していませんが、インドでは人口の約3割(約4億人)がベジタリアンと言われていますし、アメリカやヨーロッパでも、動物愛護や環境問題など社会的な理由からベジタリアン人口が急増しています。

 

ベジタリアンの種類

厳密にはベジタリアンの中でもいろんなパターンがあり、制限の範囲が異なります。

それぞれの特徴を見てみましょう。

 

ラクト・ベジタリアン(Lacto-Vegetarian)

Lactoは「乳の」というラテン語由来の言葉です。つまり、牛乳やチーズ、バター、ヨーグルトなどの乳製品は食べるベジタリアンです。

 

オボ・ベジタリアン(Ovo-Vegetarian)

Ovoもラテン語由来の言葉で「卵」という意味です。卵は食べるベジタリアンですね。

 

ラクト・オボ・ベジタリアン(Lacto-Ovo-Vegetarian)

肉や魚は食べませんが、乳製品と卵は食べるベジタリアンです。

ベジタリアンと聞くと、恐らくこのタイプをイメージを持つ方が多いかと思います。

 

ヴィーガン(Vegan)

最近はヴィーガンという言葉を聞いたことがある人も多いと思います。

ベジタリアンの中でも制限が厳しく、肉や魚介類はもちろん、上記で出てきた乳製品や卵の他、蜂蜜など、動物が関わる食物は全て食べません。

また目には見えなくてもチキンエキス、鰹出汁など動物由来の調味料や、豚の皮などから作られているゼラチンもNGです。(一部のベジタリアンの場合も同様です。)

 

さらに、ヴィーガンは動物愛護の観点から、革製品やシルクなど動物由来の製品を身につけることをしない、動物実験に反対する人も多くいます。

 

フルータリアン(Fruitarian)

ヴィーガンのさらに上をいくフルータリアンは植物性食品のなかでも、植物を殺さない(絶やさない)ものだけを食べます。

例えば林檎やバナナなどの木から成るフルーツやナッツ、つるから成るきゅうりやトマトの野菜やフルーツなど、大元の植物が死なない(絶えない)植物は食べますが、人参やジャガイモなど収穫してしまうと植物が残らないものは食べません。

 

注意!

必ずしもこれらのタイプに分類される訳ではなく、魚は食べられるベジタリアン、特定の肉は食べられるベジタリアン、エキスや出汁などは摂取できるベジタリアンなど、様々です。

 

ベジタリアンの背景

ベジタリアンである理由は様々あります。健康やダイエットのための人もいれば、動物愛護の観点や、家畜を飼育するために森林を伐採したり、大量の水などの資源が使われたりする環境問題の観点、将来的に食糧難が予測される中、家畜が大量の穀物を消費しているなどの食料問題などです。

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今回の新型コロナウイルスが中国の野生動物市場が発生源という報道もあり、「ノンベジタリアン(Non-Vegetarian)だから起きたこと」「だから動物は食べるべきではない」といったベジタリアンの意見も多いようです。

 

一方で、肉や魚にから得られる人間にとって必要な栄養が得られない、ベジタリアンである親の子供や極端な食事制限をしているベジタリアンが栄養失調になる、など問題もあるようです。

 

ハラル (イスラム教)

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「ハラル」はイスラム法で「許可された」という意味で「ハラル料理」はイスラム教徒でも食べられるものを指します。

イスラム教は「豚」と「アルコール」がNGなのは知っている方が多いと思いますが、単に豚肉料理とビールなどのお酒を避ければいうことではありません。

豚肉そのものでなくても、こちらの場合もポークエキスなどの豚由来の調味料、ゼラチンもダメですし、豚肉以外でもイスラム法に則った屠殺や処理がされていない肉は食べられません。

例えば「血液」を口にすることもNGですので、血抜きされていないステーキや魚料理もダメということになります。

 

アルコールはドリンクだけでなく料理酒やみりんもNGです。

 

日本料理は料理酒やみりんが使われた料理が多いですし、豚由来のエキスが入った風味付けもよくあります。

しかし、日本へ来たイスラム教徒の人たちは料理に何が含まれているかはわからないですし、豚以外の肉もきちんとイスラム教徒でも食べられる処理がされているかは見た目では判断がつきません。

最近では、イスラム教徒の人でも安心して食事ができるよう、ハラル料理であることを証明する「ハラル認証マーク」をつける店も増えてきています。

 

コーシャミール (ユダヤ教)

ユダヤ教が食べても良い生き物を「コーシャ」と呼び、ユダヤ教の規定に基づき適切に処理された食べ物を「コーシャミール」と呼びます。

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肉であれば「ひづめが割れていて反芻する4足歩行の動物 (牛、羊、やぎなど)」でなければ食べられない規則、魚類であれば「ヒレと鱗があるもの」しか食べられない規則があります。

また、ユダヤ教でも「血液」がダメですし、聖書の「子やぎをその母の乳で煮てはならない」という内容から肉と乳製品を一緒に食べることも禁止されています。胃の中で肉と乳製品が一緒になってはいけないという解釈なので、シチューのように一つの料理に肉と乳製品が入っているのがダメなのはもちろん、料理は別々でも同じ献立であることや、時間を空けずにそれぞれを食べることもNGのようです。

 

ヒンドゥー教

ヒンドゥー教の人は牛は聖なる動物ですので牛を食べません。しかし、水牛は崇拝の対象外のため屠殺は禁止されておらず、ノンベジタリアンが食したり、牛革として使用されるようです。
また、豚も不浄のイメージから好んで食べる人はほとんどいないようです。

 

私たちが気をつけるべきこと

寿司やすき焼きなどの日本料理や鰹出汁や豚骨スープなどの味付け、みりんや酒を使った調理方法など、日本人にとっては切り離せない食文化が根強くあります。

だからこそ、彼らの食文化を正しく理解し、尊重する必要があると感じます。

 

特に「正しく理解する」重要性は自身の実体験によって強く感じています。

目に見えるタブー食材は避けることができても、先程も述べた通り、動物由来のエキスや出汁、みりんや酒などの調味料、ゼラチンなどは見逃しがちですので、注意が必要です。

 

私も過去にベジタリアンヴィーガンの違いを知らず、ヴィーガンの人と食事に行った際に玉子焼を食べてみなよ!と言ってしまったり、お家でお好み焼きを振舞ってしまったり(豚玉やイカ玉にしなければ大丈夫と思いましたが、お好み焼き粉に鰹出汁などが入っているのでNGです。)、無知や知った気で数々の失礼をしてしまいました。

 

それからは、海外の方と食事をする機会があれば、事前に食べられない(制限のある)ものがあるかを尋ねるのは一種のマナーだと感じています。

またベジタリアンでも様々なタイプかいますし、宗教も細かい規定があったりしますので、コミュニケーションも兼ねて彼らの文化について会話できると尚良いですね。(宗教はナイーブな話題ですので聞き方などにも注意が必要です。)

 

まとめ

日本では圧倒的に無宗教である人口と、ノンベジタリアンである人口が多く、まだまだ多様な食文化に対する理解が浸透していない印象です。

いろんな国の料理を食べられることが食文化の多様性と感じている人も多くいますが、今回ご紹介したような宗教やベジタリアンの理由から「食べられない」ことも食文化の多様性です。

この記事が、皆様の何かの参考になったり、食文化に興味を持ったり理解するキッカケになれば幸いです。

 

【幼児英語】YouTubeで無料で学べるディズニー動画「Magic English」

子供向けの英語と言えば、子供にも人気が高いディズニーから英語を取り入れてみようと思っている方も多いのではと思います。

今回は乳幼児や始めて英語を学ぶ子供にぴったりのYouTubeで見られる無料ディズニー動画「Magic English」をご紹介したいと思います。

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Magic English とは?

2000年代初め頃に販売されていたディズニーの英語学習DVDで、今では中古を除き、取り扱いがなく手に入らないのですがYouTubeで見ることが出来ます。

ディズニーアニメや映画からのシーンをベースに、テーマに沿った単語やフレーズを歌やミニクイズを交えて学べる一本約30分前後の動画です。

昔のものなので、近年のディズニー作品は反映されていませんが、十分に楽しめるかと思います。

 

特徴は?おすすめポイントは?

よくあるディズニー英語学習はディズニー作品のセリフから単語やフレーズを学ぶものが主流かと思いますが、Magic Englishはディズニー作品のセリフではなく、シーンに出てくるモノや動き、状況などを「説明する・実況する」ようなイメージで単語やフレーズを学習していきます。

 

体系的に学べるテーマ学習

それぞれの動画にテーマがあり、テーマに沿った単語やフレーズを豊富なディズニー作品の映像と共に体系的に広く学ぶことができます。

#01 Hello


Magic English 1 - Hello | ENGLISH WITH CARTOONS FOR KIDS

 

#02 Family


Magic English 2 - Family | LEARN ENGLISH WITH DISNEY CARTOONS

 

#03 Friends


Magic English 3 - Friends | LEARN ENGLISH WITH DISNEY CARTOONS

 

YouTubeで「Magic English Disney」で検索すると他にも#04〜#26まで見られます。

 

楽しい繰り返し学習

キー単語やキーフレーズが繰り返し流れますが、様々なディズニー作品のシーンが出てくるので同じ単語やフレーズの繰り返しでも飽きないどころか、とても印象に残りやすく、楽しく学べる仕組みになっています。

さらにシーンを変えて同じ単語やフレーズを学ぶことで、単数形と複数形や、主語よる動詞の変化も映像に合わせてわかりやすく理解できます。

 

飽きない豊富なシーン

一つの動画に何作品ものシーンが代わる代わる登場するので、じっと同じものを見続けるのが苦手だったり飽きてしまう子でも楽しめます。またディズニー特有のコミカルな動きや豊かな表情、テーマに沿った教材オリジナルソングにも心を掴まれます!

 

発音練習や理解度チェックもできる

英語をただかけ流す、一方的なものではなく、フレーズを合図の後にリピートする発音練習や、映像を見て答えるクイズが動画の中に盛り込まれているので、発音練習や理解度チェックにも使えます。

 

無理のないステップ学習

簡単な基礎単語と基礎フレーズなどから始まり、徐々にbe動詞や一般動詞を使った簡単な文、現在進行形などの文も出てきます。

過去に出てきた単語やフレーズを踏襲しながらレベルが上がっていくので無理なくステップアップ出来ます。

 

息子に視聴させた反応

息子はまだ2歳なのでフレーズを覚えたりミニクイズに答えたりはまだ出来ないですが、何度か見ているうちに、英語の歌を真似して歌おうとしたり、比較的発音が簡単な単語は言えるようになりました。

例えば「Hello」の場合、単純に音の響きを覚えたのではなく、日常生活で「Hello」を挨拶の場面で使っているので「Hello = あいさつするときの言葉」と、きちんと認識しているようです。

 

まとめ

ディズニー作品を英語で視聴するのに比べると、出てくる単語やフレーズが格段に簡単でシンプルなので無理なく学習に取り組めるかと思います。

シンプルな英語と、その英語の理解を助ける視覚的に楽しい映像は動画をかけ流しで見るだけでも十分に楽しく、頭に残りやすいですが、動画内のミニクイズや発音練習をチャレンジしてみると、更に効果が高いかもしれませんね!

幼児・子供向けの英語教材を購入するとなると数万〜数十万円と結構なお値段がしますが、こちらは無料で試せるので、是非チェックしてみて下さい(^^)

ネイティブにこだわりすぎる日本の英語教育。ノンネイティブ英語から学ぶ多様性

人種や宗教、ジェンダーなど様々なことが多様化し、認められる社会になってきましたが、「英語」はどうでしょうか?

英語の多様化

英語は世界共通語ですが、グローバル化に伴い、実生活あるいは実社会で触れる「英語」が多様化しています。

英語を話す人口はネイティブよりノンネイティブの方が圧倒的に多く、またそのノンネイティブの話す英語は訛りがある人がほとんどです。
ネイティブの中でも全員が全員、教科書のような発音であるはずはなく、訛りがある人も多くいます。(日本でも関西弁や東北訛りなどありますよね。)
なので教科書のような発音のネイティブ「以外」に出会う方が確率は断然高いでしょう。

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ネイティブ志向がもたらす弊害

英語を学習するとき、英語教材や英会話スクールなど「ネイティブ」を売りにしているところが非常に多く、また学習する側も、「ネイティブ」にこだわる傾向がとても強いように感じます。

特に幼児英語教育の場合は、脳の吸収が良い小さい頃にネイティブの発音を聞かせないと!と思う方が多くいらっしゃいます。


英語を勉強する(あるいは勉強させる)理由は様々でしょうが「外国人とコミュニケーションを取ること」「世界で活躍する、グローバル社会で生き残る」などが目的である人も多いと思います。

(昇格や受験などのために、とりあえずTOEICのスコアを上げたいだけの理由の場合もありますが。)

 

ネイティブの発音を聞き、それに近い発音で話せるようになるに越したことはないかと思いますが、日本ではどこかネイティブの話す英語が絶対的に正しく、ノンネイティブの話す訛りのある英語はダメというような風潮があるように感じられます。

 

多様性を受け入れられない

今までにもノンネイティブの話す英語を聞いて「すごい訛りが強いよね」「変わった発音だよね」と笑う人を何度か見てきました。本人は一生懸命話しているのに。

ノンネイティブが話す英語の訛りや表現には、その人やその国らしさが現れていることが多いものです。

しかし「英語=ネイティブの話す綺麗な英語」という固定観念が、英語の多様性、ひいては異文化を受け入れられない考え方を作ってしまうことがあります。

 

ネイティブの発音を手に入れても、ノンネイティブの発音を差別的に捉えてしまう思考も同時に備わってしまうようでは、肝心な、相手を理解する、受け入れるという異文化理解能力が破綻してしまい、外国人とコミュニケーションをとる、グローバル社会を生きるという観点では、英語が出来ても残念ながら意味がないと思ってしまいます。

 多様性を理解しようという風潮な割には英語の多様性は無視されがちです。

 

自分の英語を認めてあげられない

もう一つの弊害は、ネイティブの発音に捉われすぎて、自分の話す英語にいつまでも自信を持てなくなってしまうことがあるということです。

 日本人が話す英語も「ジャパングリッシュ」と言われる、日本独特の発音の英語になりがちです。

例えば「R」と「L」の使い分けや「th」の発音などもそうですし、日本語の発音には必ず母音がつくので、子音だけの発音を苦手とします。

ネイティブの発音に近くなるように努力することは全く悪いことではありませんし、むしろ良いことですが、外国人とコミュニケーションをとる、グローバル社会を生きるという観点では、ネイティブに近い英語を話すこと以上に大切なことがたくさんあります。

発音ぐらいで自信をなくしたり、遠慮したり、立ち止まる必要はないのです。

 

グローバル社会で必要な能力

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翻訳や通訳などの場合を除き、英語は正しい、間違いで判断するのではなく、伝わるかどうかが重要であると思います。

 

英語を話せることが、更に言うとネイティブに近い英語を話せることが国際人であるかのように思い込んでしまう方も少なからずいらっしゃいます。

しかし、英語という言語はコミュニケーションツールの一つでしかないため、相手の話を聞く力、異文化に関心を持ち、理解し、受け入れる力、自分の考えを伝える力などの方が大切です。

 

先程も述べた通り、ノンネイティブが話す英語には、彼らの国の文化などが影響する場合が多いため、英語の多様性を理解することは、相手や相手の国を理解すること、違いを受け入れる適応力にも繋がると思います。

 

心が通う英語が大切

例えば、以前紹介したインド人の話す英語「ヒングリッシュ」は独特な発音や表現がありますが大抵は理解できますし、自分の英語も恐らく日本人特有のアクセントが入り混じっていますが、きちんと通じます。

さらに、インド英語特有の単語「trice (three times のこと)」や、表現「I have a doubt (I have a questionのこと)」などを知ってからは、自分の学んだ英語に固執することなく、あえてそちらの表現を使うこともあります。その方が相手にとっては通じるのだから。

 

英語を勉強する人の中には、ビジネスで使うからという人も多いと思います。例えばあなたのビジネスが特定の地域に進出するのであれば、ネイティブ仕込みのビジネス英語だけでなく、その国の英語の特徴を学ぶのも良い方法だと思います。

例えばシンガポールでは、中華系の民族が多く語尾に中国語の「lah(ラ)=了」をつけて「〜だよ」というような表現がよく使われますし(例:OK lah! = OKだよ!)、文法も、主語などが省略されていたり時制が一致していなかったり、語順が違ったり、割と適当なイメージです。

現地の英語を少しでも知っていれば自分が常識だと思っていた英語とのギャップに苦しむこともありませんし、もし知らなくてもそこで学べばあなたにとって新しい発見、知識になります。使えるようになれば、現地の人とも距離が縮まると思います。

 

最適な勉強方法は?

ネイティブの英語も含め、いろんな英語に触れるのが効果的だと思います。

例えば、英会話は有名どころですと、DMM英会話やネイティブキャンプなどが世界100カ国以上の講師がおり、多彩な英語に触れられるかと思います。ネイティブ講師だけでなく、あえてノンネイティブ講師を選んでみるのも良いでしょう。

 

お金をかけずに、比較的安価に済ませるのであれば、例えば地域の国際交流センターに行ってみたり、こちらのブログでも紹介したことのあるCouchsurfingを利用するなども良いかと思います。

(※今は感染症対策のためにおすすめできませんが)

 

まとめ

英語の多様性は現代社会において、理解されるべき多様性の一つです。

英語学習というと、つい英語の発音だの文法だのに捉われがちですが、この記事を通して、世界の英語の多様性に興味を持ち、あなたの世界を広げるきっかけになれば幸いです。