こそだて時々えいご

子育て・英語・海外の情報ブログ

英語を勉強することについて知ってほしい8つのこと

これから英語を勉強しようとしている人、今現在英語の勉強に励んでいる人に知ってほしい8つのことを紹介したいと思います。

英語の必要性や、英語を学ぶ意義、英語学習で知っておいてほしいことなどです。

 

英語はこの先も絶対必要

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近年、Google翻訳を始めとした機械翻訳の性能はグンと上がり、海外旅行もポケトークなどのAI通訳機を持って行ける時代になりました。

機械が代わりに翻訳して喋ってくれるので、英語の勉強はもう必要ないでしょうか? ー答えはいいえです。

第一に、未だに機械が越えられない言語の高くて厚い壁があり、人間が話す言葉になるにはまだ時間がかかります。

第二に、今までより一層英語がハブ言語となり、英語格差が広がる時代に突入しているからです。

 

また、ウェブ市場調査サービスのW3Techsによる2020年3月の調査では、全ウェブサイトに対する割合は英語が1位の59.3%で、インターネット上の情報の半数以上が英語であることがわかります。

一方で日本は8位ですが、たったの2.4%でおよそ30倍も違います。2位のロシアですら8.4%です。

英語が出来ないことでどれだけの情報を得る機会を損失しているかは一目瞭然ですよね。いずれ翻訳されても翻訳に時間がかかるので、もはやニュースや映画もリアルタイムではありません。

 

始めるのに年齢は関係ない

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英語は幼少期に始めると音の聞き分けができる、吸収が早いなどの理由からいいという話はよく聞きます。

しかし、英語を始めるのに年齢は関係ありません。

私は中学時代はテストは赤点で、英語が大嫌いでしたが、高校で良い先生に出会い、そこから真剣に勉強し、英語添削の仕事をメインに、翻訳の仕事を頂けるまでになりました。

 

また、家族ぐるみで仲の良いインド人ファミリーの旦那さんは、日本人かと思うぐらい日本語が上手ですが、彼が日本語を学び始めたのも、20代です。

日本語は中国語などに並び、もっとも習得するのが難しい言語の部類ですが、彼のように大人になってから学び始めたり、また中には独学で学んでマスターする人もいます。

当然彼らは小さい頃から日本語のCDをかけ流して、日本語の絵本を読んで、日本語の歌を聴いて育った訳ではありません。

英語を含め、言語はその気になった時から始めて十分にマスターできるのです。 

 

英語は簡単

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日本人からすると、どうしても文字も文の構造の違う英語は、遠いもので難しく感じます。

しかし、英語は想像以上にシンプルです。

日本語の平仮名、カタカナ、漢字のように莫大な文字の種類があるわけではなく、シンプルなたったアルファベット26文字で、日本語を学ぶ外国人がつまづく助詞(は、が、の、に)は英語にありません。日本語ほどややこしい動詞の活用も、複雑な敬語もありません。

人称もいたってシンプルです。日本語の私、僕、俺、うちなども英語では「I」だけです。

 

私たちは日本語は自然に覚えて、難なく使っている母国語なので、実感が湧きにくいかもしれませんが、英語以外の外国語(ルーツが同じ、あるいは近いヨーロッパの言語など)をかじってみると、英語がいかにシンプルな言語か実感します。(今は何一つ覚えていませんが、過去にフランス語、スペイン語、ドイツ語を少し勉強したことがあります。)

 

英語はフランス語やスペイン語、ドイツ語みたいに名詞の性(女性名詞、男性名詞、中性名詞)によって冠詞を使い分ける必要もありません。(名詞に性があるのが不思議な感覚ですね)

英語は主語によって動作が変化するのは3人称単数のみですが、スペイン語はそれぞれの主語によって動作が変化しますし、ドイツ語は名詞の格変化も複雑です。

 

そして、先程のインド人の友達の例でもわかるように、外国人から見て難易度が非常に高い日本語でもマスターしているので、日本人が英語をマスターするのはとてつもなく高い壁ではありません。

 

サイレント・ピリオド

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英語の勉強を始めると必ずと言っていいほどぶつかるのが「全然上達していない」「全然英語聞き取れない」という挫折です。

 

しかし、言語習得には「サイレント・ピリオド (沈黙の期間)」というものが存在します。

赤ちゃんも生まれてすぐは言葉を話すことは出来ず、周りからの言葉のシャワーを浴び、インプット期間を経ることで言葉のコップが満タンになり言葉が出るようになります。

言語習得も仕組みは同じで、言葉のコップに水が溜まるまでに時間がかかります。

英語に触れる時間や量などの違いや、個人の能力にもよるので、一概にサイレント・ピリオドの期間は言えませんが、ハッキリ言えるのは、すぐには英語は上達しないということです。

 

なかなか上達しないな…と感じるときは、「今はサイレント・ピリオドなんだ」と一生懸命にインプットを重ねコップに言葉の水が溜まるのを辛抱強く待つしかありません。

そして一滴でも水が溢れ出したら、どんどんアウトプットしていきましょう。アウトプットすることで、また新たなインプットが得られ、ドボドボと溢れ出すほどのアウトプットが出来るようになってきます。

 

発音は気にする必要ない

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英語を学習するなかで、もう一つ挫折を生み出したり、落ち込んだりさせてしてしまうのが、発音です。

自分の発音が良くないから、恥ずかしくて英語が話せないという人もよくいらっしゃいます。

 

私自身も学生時代、自分の部屋で英語の教科書の音読練習をしているときに、姉が部屋にバンっと入ってきて、「なんか変な音聞こえるから何かと思った!」と言われて、発音が上手じゃないと恥ずかしいと思った記憶があります。

 

しかし、実際社会に出てみると英語を話すのはネイティブばかりではなく、非ネイティブの人が格段に多く、訛りのある英語を話す人ばっかりです。

しかし、グローバルで多様性が認められる世の中であるからこそ、英語の多様性にも寛容であるべきです。

 

そして、世界の非ネイティブは割と自身の発音を気にすることなく堂々と英語を使います。

そりゃそうです。母国語のイントネーションが残るのはごく自然なことですし何も恥ずかしいことではないですからね。

前述の日本語がペラペラのインド人の奥さん(彼女もインド人)は日本語が話せないので、英語で普段会話しますが、堂々とWednesday(ウェンズデイ)をウェドネスデイと言いますし、Cucumber(キューカンバー)をクックンバルと言います。


発音は教科書になぞらえると間違いと捉えられるかもしれませんが、これは単なる「違い」であり「間違い」ではないと思っています。

 

英語は単なるツール

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英語学習者に忘れないで欲しいのが、英語は単なるコミュニケーションツールの一つであるということです。

英語を話せるようになっても、相手の異なるバックグラウンドや意見を受け入れられない、自分の意見が言えない、日本や世界で起こっていることに無関心などでは、英語を話せても意味はないと言っても過言ではありません。

 

英語を勉強する大人も、子供に英語を勉強させようとする親も、英語という言語を習得することが第一目的となってはいけません。英語を勉強する目的はあくまで、世界で活躍するため、可能性を広げるなどであり、そのために、いろいろな人とコミュニケーションを取り、価値観や考え方、異文化を知ることが出来る、世界で起こっていることがリアルタイムでわかる、自ら英語の情報を取捨選択できるためのツールの一つが英語なだけです。

 

人生に彩りを与えてくれる

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そして、コミュニケーションツールである英語を使いこなせるようになると、人生か鮮やかなものになっていきます。

 

例えば、旅行へ行っても自分の言葉でコミュニケーションを取れると断然楽しいです。

日本人同士でさえもそれぞれに生い立ちや考え方、趣味などが異なり多様で面白いのに、このコミュニケーションを取れる人が日本人だけでなく世界に広がったら…想像するだけで楽しいですね。

 

いろいろな人と触れ合えることができればできるほど、興味や知識が広がり、とても彩り豊かな人生になります。

人とのコミュニケーション意外でも、前述の通り、インターネット上の情報が英語は格段に多いので、様々な分野で日本にはまだない情報を得られる可能性が高いです。

 

チャンスを広げてくれる

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英語を話せると、できる仕事の幅が広がるのは言うまでもありません。

私は趣味で水彩画をしていますが、数年前に国際交流サービスのCouchsurfingでホストし、今でも交流のある起業家の友達から、新ブランドのロゴとロゴデザインの仕事を頂いたことがありました。

これも英語が繋いでくれた思わぬご縁です。

 

また、チャンスが広がるのは自分自身だけではないこともあります。

私には息子がいるのですが、児童館で前出のインド人のママ友が出来ました。友達の輪は広がり、カナダ人のママ友もでき、私だけでなく息子も英語や異文化に触れられる機会が出来ました。

特にインド人ファミリーとはよく遊び、本格南インドカレーも何度かご馳走になりました。私たち家族にとって貴重な経験です。

 

まとめ

機械翻訳があってもグローバルな世の中に英語が必要じゃなくなることはないし、むしろ英語が出来ないと損になることもある。

 

・英語は他の外国語に比べるとシンプルな言語なので、その気になれば何歳から始めてもマスターできる。

 

・英語学習にはサイレント・ピリオドがあるので、ある程度の忍耐は必要。

しかし、発音などで挫折する必要は全くない。

 

・英語はあくまでコミュニケーションツールの一つであるが、これを使えるようになると、世界もチャンスも広がる。

 

皆さまが英語を学習するモチベーションになれば幸いです。

 

日本食はタブーだらけ?ベジタリアンやヴィーガン、宗教別の食文化を徹底解説!

世界を見ると、宗教や信念などから食事に関する制限がある人は想像以上にたくさんいます。

今回はベジタリアンヴィーガン、ハラルなど「食」に関するそれぞれの考え方や特徴、そしてこれらの方達と接する際に自身の経験談も含めて気をつけるべきことをご紹介したいと思います。

ベジタリアン

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ベジタリアン(vegetarian)は菜食主義である人を表す言葉ですが、その名の通り動物性食品を食べない人たちです。

日本ではまだあまり浸透していませんが、インドでは人口の約3割(約4億人)がベジタリアンと言われていますし、アメリカやヨーロッパでも、動物愛護や環境問題など社会的な理由からベジタリアン人口が急増しています。

 

ベジタリアンの種類

厳密にはベジタリアンの中でもいろんなパターンがあり、制限の範囲が異なります。

それぞれの特徴を見てみましょう。

 

ラクト・ベジタリアン(Lacto-Vegetarian)

Lactoは「乳の」というラテン語由来の言葉です。つまり、牛乳やチーズ、バター、ヨーグルトなどの乳製品は食べるベジタリアンです。

 

オボ・ベジタリアン(Ovo-Vegetarian)

Ovoもラテン語由来の言葉で「卵」という意味です。卵は食べるベジタリアンですね。

 

ラクト・オボ・ベジタリアン(Lacto-Ovo-Vegetarian)

肉や魚は食べませんが、乳製品と卵は食べるベジタリアンです。

ベジタリアンと聞くと、恐らくこのタイプをイメージを持つ方が多いかと思います。

 

ヴィーガン(Vegan)

最近はヴィーガンという言葉を聞いたことがある人も多いと思います。

ベジタリアンの中でも制限が厳しく、肉や魚介類はもちろん、上記で出てきた乳製品や卵の他、蜂蜜など、動物が関わる食物は全て食べません。

また目には見えなくてもチキンエキス、鰹出汁など動物由来の調味料や、豚の皮などから作られているゼラチンもNGです。(一部のベジタリアンの場合も同様です。)

 

さらに、ヴィーガンは動物愛護の観点から、革製品やシルクなど動物由来の製品を身につけることをしない、動物実験に反対する人も多くいます。

 

フルータリアン(Fruitarian)

ヴィーガンのさらに上をいくフルータリアンは植物性食品のなかでも、植物を殺さない(絶やさない)ものだけを食べます。

例えば林檎やバナナなどの木から成るフルーツやナッツ、つるから成るきゅうりやトマトの野菜やフルーツなど、大元の植物が死なない(絶えない)植物は食べますが、人参やジャガイモなど収穫してしまうと植物が残らないものは食べません。

 

注意!

必ずしもこれらのタイプに分類される訳ではなく、魚は食べられるベジタリアン、特定の肉は食べられるベジタリアン、エキスや出汁などは摂取できるベジタリアンなど、様々です。

 

ベジタリアンの背景

ベジタリアンである理由は様々あります。健康やダイエットのための人もいれば、動物愛護の観点や、家畜を飼育するために森林を伐採したり、大量の水などの資源が使われたりする環境問題の観点、将来的に食糧難が予測される中、家畜が大量の穀物を消費しているなどの食料問題などです。

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今回の新型コロナウイルスが中国の野生動物市場が発生源という報道もあり、「ノンベジタリアン(Non-Vegetarian)だから起きたこと」「だから動物は食べるべきではない」といったベジタリアンの意見も多いようです。

 

一方で、肉や魚にから得られる人間にとって必要な栄養が得られない、ベジタリアンである親の子供や極端な食事制限をしているベジタリアンが栄養失調になる、など問題もあるようです。

 

ハラル (イスラム教)

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「ハラル」はイスラム法で「許可された」という意味で「ハラル料理」はイスラム教徒でも食べられるものを指します。

イスラム教は「豚」と「アルコール」がNGなのは知っている方が多いと思いますが、単に豚肉料理とビールなどのお酒を避ければいうことではありません。

豚肉そのものでなくても、こちらの場合もポークエキスなどの豚由来の調味料、ゼラチンもダメですし、豚肉以外でもイスラム法に則った屠殺や処理がされていない肉は食べられません。

例えば「血液」を口にすることもNGですので、血抜きされていないステーキや魚料理もダメということになります。

 

アルコールはドリンクだけでなく料理酒やみりんもNGです。

 

日本料理は料理酒やみりんが使われた料理が多いですし、豚由来のエキスが入った風味付けもよくあります。

しかし、日本へ来たイスラム教徒の人たちは料理に何が含まれているかはわからないですし、豚以外の肉もきちんとイスラム教徒でも食べられる処理がされているかは見た目では判断がつきません。

最近では、イスラム教徒の人でも安心して食事ができるよう、ハラル料理であることを証明する「ハラル認証マーク」をつける店も増えてきています。

 

コーシャミール (ユダヤ教)

ユダヤ教が食べても良い生き物を「コーシャ」と呼び、ユダヤ教の規定に基づき適切に処理された食べ物を「コーシャミール」と呼びます。

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肉であれば「ひづめが割れていて反芻する4足歩行の動物 (牛、羊、やぎなど)」でなければ食べられない規則、魚類であれば「ヒレと鱗があるもの」しか食べられない規則があります。

また、ユダヤ教でも「血液」がダメですし、聖書の「子やぎをその母の乳で煮てはならない」という内容から肉と乳製品を一緒に食べることも禁止されています。胃の中で肉と乳製品が一緒になってはいけないという解釈なので、シチューのように一つの料理に肉と乳製品が入っているのがダメなのはもちろん、料理は別々でも同じ献立であることや、時間を空けずにそれぞれを食べることもNGのようです。

 

ヒンドゥー教

ヒンドゥー教の人は牛は聖なる動物ですので牛を食べません。しかし、水牛は崇拝の対象外のため屠殺は禁止されておらず、ノンベジタリアンが食したり、牛革として使用されるようです。
また、豚も不浄のイメージから好んで食べる人はほとんどいないようです。

 

私たちが気をつけるべきこと

寿司やすき焼きなどの日本料理や鰹出汁や豚骨スープなどの味付け、みりんや酒を使った調理方法など、日本人にとっては切り離せない食文化が根強くあります。

だからこそ、彼らの食文化を正しく理解し、尊重する必要があると感じます。

 

特に「正しく理解する」重要性は自身の実体験によって強く感じています。

目に見えるタブー食材は避けることができても、先程も述べた通り、動物由来のエキスや出汁、みりんや酒などの調味料、ゼラチンなどは見逃しがちですので、注意が必要です。

 

私も過去にベジタリアンヴィーガンの違いを知らず、ヴィーガンの人と食事に行った際に玉子焼を食べてみなよ!と言ってしまったり、お家でお好み焼きを振舞ってしまったり(豚玉やイカ玉にしなければ大丈夫と思いましたが、お好み焼き粉に鰹出汁などが入っているのでNGです。)、無知や知った気で数々の失礼をしてしまいました。

 

それからは、海外の方と食事をする機会があれば、事前に食べられない(制限のある)ものがあるかを尋ねるのは一種のマナーだと感じています。

またベジタリアンでも様々なタイプかいますし、宗教も細かい規定があったりしますので、コミュニケーションも兼ねて彼らの文化について会話できると尚良いですね。(宗教はナイーブな話題ですので聞き方などにも注意が必要です。)

 

まとめ

日本では圧倒的に無宗教である人口と、ノンベジタリアンである人口が多く、まだまだ多様な食文化に対する理解が浸透していない印象です。

いろんな国の料理を食べられることが食文化の多様性と感じている人も多くいますが、今回ご紹介したような宗教やベジタリアンの理由から「食べられない」ことも食文化の多様性です。

この記事が、皆様の何かの参考になったり、食文化に興味を持ったり理解するキッカケになれば幸いです。

 

インド英語ヒングリッシュとは?独特の訛りと表現7選!

ノンネイテイティブの人と英語を話すと彼らの母国語由来の発音訛りなど、英語のくせが感じられてなかなか面白いです。

 例えば、イタリア人はRが少し巻き舌気味の発音だったり、ドイツ人は少しアクセントが強く勇ましい感じだったり。

 私には、日本在住のインド人のママ友がいるのですが、インド人の英語はこれまでに出会ったノンネイテイティブ英語の中でも、発音も言い回しも個人的にかなり印象的でした。

インド人と英語

インド人の英語力はEFの英語能力指数ランキングで2019年時点では「標準的」の34位です。(日本は「低い」の53位)

インドは公用語ヒンディー語ですが、ヒンディー語以外にも、タミル語ベンガル語など違う言語が多く存在する多言語国家であるため、異なる言語を話す人たちと会話をするのに英語も使われるんですね。とはいえ、インドは貧富の差があるため、出身や階級によっても英語力は様々なようです。

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インド人が話す英語は、発音の訛りや表現が独特なので、ヒンディーとイングリッシュを掛け合わせた造語の「ヒングリッシュ」とよく言われます。

 

では、そのヒングリッシュの特徴をご紹介したいと思います。

 

ヒングリッシュの発音

「r」を発音する

Park (パルク)

Burger (バルガル)

 少し巻き舌風な「ル」の発音です。

「ル」の発音が強いだけで、個人的には何の単語を言っているか大体わかりますが、burger(バルガル)だけは全くわかりませんでした。

 

「th」をタ行(ダ行)で発音する

Thank you (タンキュー)

Think (ティンク)

Three (トゥリー)

 日本人も苦手なthの発音です。日本人がthをサ行(ザ行)で発音してしまう感じですね。

こちらも聞き取れない(理解できない)ほどではないかと思います。

 

スペルのままの発音

Wednesday (ウェドネスデイ)

Bicycle (バイサイクル)

Receipt (レシプト)

 英語では発音しないサイレントレターもしっかりと発音します。

「英語習いたての頃、自分もこうやって発音したことあるなぁ…」という記憶がある人は、これらの発音を聞いてもピンとくるかもしれません。

 

ヒングリッシュの表現

Doubt (質問)

「質問があるんだけど」というときにインド人英語では「I have a doubt.」と言います。

インド人のママ友はまだ日本に来て1年未満なので、いろいろ聞きたいことがあるようで、「I have a doubt.」をよく使うのですが、doubtは「疑う」という意味なので、最初にこれを聞いたときは、「唐突になんだろう…」と少し構えたのを覚えています。

 インド人から「I have a doubt.」と言われても疑われている訳ではなく、質問しようとしているだけのことが多いのでご安心を。

 

Capsicum (ピーマン)

ママ友に南インド料理Capsicum Rice (ピーマンの炒めご飯)を作ってもらったときに、この単語を知りました。

「日本人はCapsicumが嫌いって聞いたけど、大丈夫?」と聞かれたのですが、最初はわかりませんでした。

Green pepperがピーマンの一般的な英語ですが、インドに限らず、ニュージーランドやオーストラリアでもCapsicumというので、イギリスの植民地だった国はそう呼ぶのかなと思いきや、当のイギリスは「Pepper」と呼ぶんですね。不思議です。

 

Trice 

英語ではThree timesと表現しますが、ヒングリッシュではTriceと表現されます。

これに関してはTriceという英語自体存在しないので、最初聞いたときはTwiceが訛ってるのかなと思ったほどです。しかし、いつ聞いてもジェスチャーを見ると指が3本立っているので、調べてヒングリッシュということが判明しました。

 

What is your good name?

直訳すると「あなたの良い名前は何ですか?」となるので、何を聞かれているのか混乱しますが、単純に「What is your name? あなたの名前は何ですか?」という意味です。

ヒンディー語の「あなたの名前は何ですか?」という文に「good」の意味を含む単語が入っているそうで、それがそのまま訳されてしまっているようです。

私のその友人はヒンディー語ではなくタミル語を話すからか、これは実際には聞いたことがありません。

 

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他にも、ヒングリッシュなのかどうかは不明ですが、少し違和感を感じた表現がこちらです。

・I will discuss with my husband.  (旦那に話してみるね。)

・I will inform you.  (連絡するね。)

・I need to purchase 〜.  (〜を買わないと。)

いずれも文としては全く間違ってませんが、私と彼女の友達という間柄のカジュアルなやりとりに対して(内容もカジュアル)、「discuss」「inform」「purchase」とフォーマルな堅い表現を使っていることに少し違和感がありました。上から順に「talk/ask」「let you know」「buy」あたりが妥当かなという印象ですが、十分に意図することは伝わったのでコミュニケーション上は何の問題もありませんでした。

 

Nasty

本来は胸が悪くなるほど不快な、汚らしいという、強烈なネガティブワードですが、彼女は「部屋が散らかってる(=messy)」「子供が粗相する(=wet one’s pants/bed)」などの意味でNastyを使っていました。

 

まとめ

インド英語、ヒングリッシュは割と癖が強いので、最初は慣れないかもしれませんがポイントを掴むとだんだんわかってくるので楽しいです。

インドに限らず、日本人の話す英語にも訛りはありますし、ノンネイテイティブの話す英語はそれぞれの国の特徴が出ており大変興味深く、お互いを理解する良い機会にもなります。

興味のある方は是非いろんな国の英語を聞き比べてみてくださいね!

日本よ、コロナウイルスに対する世界の女性トップの対応を見よ。

コロナウイルスの感染者が急増してきて日本もかなり事態が悪化している。

 

テレビをつけると崩壊しそうな医療の現場、どうなるかわからない財政支援の議論、そしてこれからの生活の不安を訴える視聴者の声。

この世の終わりを感じる毎日である。

 

海外でもコロナは猛威を振るい、各国様々な取り組みがされているが、どうだろうか、コロナの対応が良く出来ている国というのは共通して女性のトップある。(※この記事は決して男女差別をするつもりはないことをご理解頂きたい)

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まずは注目すべき女性のトップと対応を紹介したい。

 

ドイツ ー アンゲラ・メルケル首相

イタリアやスペインで医療崩壊が起き、致死率が10%〜12%であるのに対し、ドイツではかなり前の段階から感染爆発を予測し、病床の確保や、コロナとそれ以外の医療機関の棲み分け、ドライブスルー方式の検査に加え、自宅訪問検査や一部では検査キットの郵送など医療現場を混乱させない仕組みを作っている。

 

実際、イタリアでは名高い病院でもICU(集中治療室)のベッドが不足しており、待合室のようなところにも人工呼吸器をつける患者がずらりと並び、ICUにいる人は文字通り「死」の一歩手前にいる人で、「危篤」であってもICUには入れない扱いとなっていたようだ。それどころか人工呼吸器をつけることすらできない患者もいる。

一方でドイツでは、症状が比較的軽い患者でも症状が悪化する兆候があれば入院を勧めるし、死者も最大限手を尽くした結果だそう。

 

ドイツはこういった医療現場の整理と同時に、このままでは国民の約7割が感染する可能性があり、かなり深刻であること、ワクチンや治療薬がない今は感染ペースをできるだけ遅らせる必要があることを初期の段階で国民に力強く訴えた。

さらに、コロナで打撃を受けるであろう個人事業主や非正規雇用に対しても迅速な財政支援を行なっている。

 

致死率2%で耐え忍ぶことができているのはメルケル首相による冷静な分析と判断、そして国民への呼びかけが功を成したからだろう。

 

今の日本と比べると?

医療について

まずコロナの症状が疑われても、もうちょっと様子みて下さいと先延ばしにされ、ろくにPCR検査も受けられない状況であるように感じる。大量にPCR検査をしても医療現場が受け入れきれないのもあるだろうが…。

私の母は町のクリニック勤務だが、保健所からどうしてもPCR検査してもらえず、熱も下がらないから、母が働くクリニックに止むを得ず来た人がいたという話を聞いてとても怖くなった。

こうやってまた不要な感染が広がるんじゃないかと。院内感染を恐れてコロナ以外で病院にかかるべき人が来られなくなるのではと。

 

さらに検査で陽性とわかって軽症者であれば自宅待機となっているが、報道を見る限り、普通だったらこれは入院レベルでは?と思うような症状も軽症者と見なされているのもまた怖い。

 

財政支援、補償について

結局のところ、危険だと思っていても補償や支援がなければ、生活できなくなる人は休業に踏み切れない。

どれだけ命ファーストと訴えたところで、コロナで死ぬか、貧困で死ぬかの2択になるだけである。

そんな状況であるにも関わらず、補償内容も申請方法も申請基準もいつ振り込まれるかも不透明なこの状態、どういうこと?

布マスクなんか、マスク不足になってから人々のアイディアと努力で自分でマスクを工夫して既に使ってるのに、そこに財源を割く必要性があるの?

議員歳費を2割減にして「国民と気持ちを一緒に我々も支援する!」と言っているが、「ありがとう、でもたった2割かよ」と思ってしまう。

ロックダウンに踏み切れなかったのも、経済的な懸念でだと思っており、オリンピックが延期になり壊滅的な経済危機に直面しているのは理解できるが、どう考えてもこの状況では経済は回せないし、財政支援に二の足踏んでいると、感染は治らない、そのせいで経済は一向に回せないと負のスパイラルに陥るだけだと思う。

 

台湾 - 蔡英文総裁

2003年に流行したSARSの対応にあたった人や医療に詳しい人材がそもそも政権に多いらしいが、蔡英文総裁の

迅速な対応で国民に安心を与え、コロナの封じ込めに成功した。

 

マスク不足になった2ヶ月後には安定供給に戻し、今やアメリカや欧州に1000万枚のマスクを提供するまでだ。

また、信頼を置く然るべき人(陳時中衛生福利部長)を感染症対策のトップに任命し権限を与え、重要な政策の発表や質疑応答を対応させた。

 

香港デモの影響で中国に対する警戒心が強まる台湾世論の中、対中国の姿勢で国民に支持され当選した蔡英文総裁だが、コロナ対応でも、武漢が封鎖する前の時点で航空便の運行停止するなど迅速な判断が良い方向に働き支持率はかなり高い。

さらに日常では会社や学校レストランなど建物に入るときは検温をするという徹底ぶり。都市封鎖せずとも、感染を広げないための124もの基準を設けている。

その結果、現時点で感染者は400人弱、死亡者は6人で食い止められている。

 

台湾の友達は、Facebook蔡英文総裁のコロナ対応の記事リンクをつけては「私達には頼もしいトップがいるから安心だ!」などの投稿をよくしている。

ここまで支持されるトップも素晴らしいし、そこまで自分の国のトップを誇りに思えるのは純粋に羨ましい。

 

今の日本と比べると?

マスクの対応

1月の末ごろからマスクが品切れになってから未だにどこも「入荷予定なし」である。

随分前からマスク増産と言っている割には現状の説明もないし、一体どうなってるんだろうか。

 

政策等の対応

恐らく日本も詳しい専門家と協議しながら対応を決めているのであろうが、なんだか政治の力が介入しすぎている気がしてならない。そして安倍総理の口から決定事項を聞いても不安しかない。

専門家に対策・対応の権限を与え、政治的なしがらみなしの迅速な判断と説得力が欲しい。

 

ニュージーランド - ジャシンダ・アーダーン首相

2月3日には外国籍の人を対象にトランジットを含む中国からのフライトを、3月19日には自国民と永住権保持者を除き全世界からの入国禁止措置をかなり早い段階で始めて、感染拡大を阻止した。

また、入国禁止に伴う経済の打撃は8000億円弱の経済政策を打ち出した。

 

さらにロックダウン後は官邸から国民へビデオメッセージを送り、寄せられる質問や不安にも丁寧に答えているのが評価され、支持されている。

 

日本と比べると?

入国禁止措置

今でこそ全世界からの入国禁止措置をとっているが、元を辿ればそもそももっと初期の時点で中国からの入国を禁止すべきだった。

インバウンド頼りの経済なので、経済的な打撃も懸念があるし、かつオリンピック開催への執念も捨てきれず、これほどまでに決断が遅れたのだと思った。

 

しかも、台湾ほどの徹底した政策もない、ドイツやニュージーランドのような迅速な経済支援もない状態で、ロックダウンなしで、国民の頑張りだけに委ねる「外出自粛」は果たしてどれだけ効果があるのか?

 

アイスランド - カトリーン・ヤコブスドッディル首相

日本でPCR検査が行き届かないと言っている最中、アイスランドでは症状のある人だけではなく、感染の疑いすらない人も希望すれば検査が受けられるようになっている。

症状が出る前の感染者を見つけることが出来るだけでなく、それらの積み上がった検査結果からコロナウイルスや見られる症状などの研究が進み、役立てられている。例えばウイルスがイタリアなのかイギリスなのかどこから由来するものなのか、またウイルスごとの変異などもわかったらしい。

さらに検査からウイルスを追跡できるデータがあるため、ロックダウンの必要もないらしい。

 

感染予防だけでなく、その先の研究に役立てるところまで描いて対応しているのが素晴らしい。

 

日本と比べると?

日本がPCR検査が足りていないことは前述の通りである。

アイスランドのように検査と研究に基づいた追跡システムなどのようなものがあるわけでもないのにロックダウンしないのも、これまた無謀な策だと思わざるを得ない。

 

ノルウェー - エルナ・ソルベルク首相/デンマーク- メッテ・フレデリクセン首相

両国の首相は、コロナで国民が不安と恐怖を抱く中、大人だけではなく、きちんと子供達にも「子ども記者会見」を行い、わかりやすい説明と子供達の質問や不安に真摯に答えた。

子供だから分からないだろう、子供は知らなくていい、など思わず子供も国民の一人として真摯に向き合う姿が素晴らしい。

 

日本と比べると?

子供たちにとっても学校再開が長引き、かと言って遊びにも出かけられず、不安や恐怖、戸惑い、ストレスなどを感じているだろう。

しかし、何をとっても煮え切らないこの政府の判断と対応。大人も納得して安心できないのに、子供ができるわけない。

 

そして、話題となった星野源とのコラボ動画。発信は自由だが、なんだあの星野源の取り組みに乗っかっただけの感じ。首相自ら家で過ごすためのアイディアが欲しい。

みんな知恵を絞り出してなんとか家にいるけど、あの動画にあるような、お茶を飲んだり、本読んだりなんか、もうみんな最初にやってるし、それだけじゃキツいんだ。あの動画みて、よし!家に居よう!とは思えない。

 

最後に

最初にも申し上げたが、決して男女差別ではない。しかし見よ、この海外の女性トップの冷静な分析、迅速な判断と対応、国民に伝わる熱量や心理的なフォロー。

日本だけに限らず、アメリカも世界で最も酷い状況にあるにも関わらず、トランプ大統領はWHOへ文句を言っているだけである。

 

命最優先で、日本も世界もコロナ対策の良い事例を上手く利用し、少しでも早く終息に向かってほしい。

【子連れ台湾】実際に泊まったおすすめホテルを徹底解説

こんにちは、yukibooです!

 

先日、実家家族と3泊4日の台湾旅行へ出かけました。

大人4人、子供2人(1歳11ヶ月、4歳)で泊まったホテルがとてもオススメだったので紹介したいと思います!

 

 

ホテルの概要

Click Hotel (クリックホテル) という、以下の2ヶ所に構える三ッ星ホテルです。

どちらも都心の好立地で、トリップアドバイザー(TripAdviser)のエクセレンス認証(Certificate of Excellence)もされている、口コミも高評価のホテルです。

 

台北中央駅ブランチ (Taipei Main Station Branch)

台北駅から徒歩約5分の好立地です。

台北中央駅=台北

台北駅は新幹線やバスや、台北市内や桃園空港を繋ぐMRTという電車、九份や十分に行く際に利用するTRAという台湾鉄道がある、メインターミナル駅です。

公共機関を使っての移動が中心であれば、こちらのブランチがおすすめです!

 

西門町ブランチ (Ximending Branch)

台北駅からMRTで一駅の所にある西門駅から徒歩約7分のところにあります。(私たちはこちらの西門町ブランチに宿泊しました。)

西門町は若者で賑わう、言わば原宿や渋谷のような場所ですが、ホテルの中や部屋は静かで、外の騒音が気になることは一切ありませんでした。

(ファミリー向けのホテルなので、隣の部屋の赤ちゃんの泣き声や、廊下の子供の叫び声は多少しました。が、それはお互い様ですからね(^^) )

 

おすすめポイント① 子供が楽しめる

私の場合、実家家族と行ったこともあり、大人4人に子供2人と人数が多かったですが、西門町ブランチでは6人一部屋で泊まれる部屋がいくつかありました。その中で「チルドレンテーマ ファミリールーム」という部屋に宿泊しました。

ホテル自体もファミリー向けなのですが、その部屋はさらに至れり尽くせりで子供のことが考えられた部屋でした。 

 

ホテル内

ロビーから廊下まで子供心をくすぐるオモチャが散りばめられています。

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↑エレベーターを降りると、カラフルで可愛い壁と、サッカー盤がお出迎え!

この時は、中に乗って自分の足で歩いて動かすパトカーのオモチャもいました。

 

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↑フロントには、ブロックが!

息子はブロックの食いつきは皆無!笑

 

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↑各部屋の前の廊下には、可愛いオブジェと、アウディが!

アウディは乗り回すことは不可ですが、中に乗って写真のみはOKです。

横にいるオレンジ色のトラックは乗り回しOK!(部屋に持って入るのは不可です)

 

部屋内

部屋にも子供が退屈しないよう、おもちゃが置かれています。(どのおもちゃになるかはランダムなので、ここで紹介するのは私が宿泊した部屋にあったおもちゃです。)

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↑ミニテントと、アンパンマンの滑り台です。

4歳の姪はテントでおやつを食べたり、1歳の息子はずっと滑り台をしたり、子供たちで楽しんで、大人も手が空いて楽でした。

部屋やホテル内のおもちゃでとても楽しんでいた故に、なかなか寝ない、ホテルを出発するときにその場から離れたくなくてグズグズ言う、子供同士で取り合いになり喧嘩する、という弊害もありましたが。笑

 

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↑ダブルベッドが2台ありましたが、さらに、このレーシングカーのベッドがありました。

とてもカッコよくテンションが上がっていたものの、ベッドは窓際にあり、布団も薄く、ベッドの枠自体も鉄製?のような素材で触れるとひんやりするので、日本より気温が高い台湾と言えど、冬の夜は少し肌寒かったので子供がそこで寝ることはありませんでした。笑

 

おすすめポイント② コスパ最高

台湾のホテル代は、日本の「一人〇〇円×人数」というような宿泊人数に応じた値段ではなく、一部屋の値段です。

時期や空き状況にもよりますが、私が宿泊した時は、一部屋を大人4人で割り、3泊4日で一人あたり1万円でした!安い!

そしてこんなにホテル代が安いにも関わらず、サービスがとっても充実していました。もっと宿泊代とってもいいんじゃない?というぐらいに。

 

食べ物、飲み物のサービス

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↑ホテルは朝食はついていませんでしたが、パンが無料で食べ放題。ほんのり甘くて素朴で美味しいパンでした。

また、オーブン上の黒いラックにある、スナック各種もなんと食べ放題

観光中に子供がぐずったときのおやつとしても大活躍しました。

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ドリンク(烏龍茶やコーヒー、紅茶、ジュース、ミネラルウォーターなど)もなんと飲み放題

種類が豊富で、持って出かけるミネラルウォーターはもちろん、部屋で飲むにも買わずに済むので節約になりました。

 

部屋の設備

私たちが宿泊した「チルドレンテーマ ファミリールーム」は、子供のための設備やグッズも完璧に備わっていました。

 

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↑ベビーベッド

 

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↑補助便座

 

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↑折りたたみ式の沐浴風呂

 

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↑洗面の踏み台

 

あと、レーシングカーベッドの写真に写っているベッドガード(ベッドフェンス?) 。

全てフロントに問い合わせて借りるのではなくデフォルトで部屋に備わってました。

小さい赤ちゃんから子供まで安心して使える部屋でした!

 

おすすめポイント③ 丁寧な接客

日や時間帯により、フロントのスタッフは様々でしたが、どの方も愛想がとても良かったです。

日本語は少し話せるスタッフもいましたが、話せないスタッフがほとんどの印象です。英語はどのスタッフも問題なく通じる印象です。

 

また、宿泊前にホテルに確認をしたいことがいくつかあったので、予約サイトを通じてメッセージのやり取りをしましたが、とても返信が早く、案内も親切でした。

 

補足情報

台北中央駅ブランチと西門町ブランチの違い

今回、私が宿泊したのは西門町ブランチですが、台北中央駅ブランチもファミリー向けという同じコンセプトなので、宿泊予約サイトを見る限りでは、フロントやファミリー向けの部屋でおもちゃが利用でき、ドリンクや軽食の無料サービスもあるようです。

 

私が分かる範囲での違いは

台北中央駅ブランチにのみ有料のコインランドリーサービスがある。(事前にホテルに問い合わせて判明)

・部屋におもちゃ付きの部屋は、台北中央駅ブランチだと、大人2名+子供1名の「キング スイート ダブルルーム」のみで、ベビーベッドや追加ベッドは不可。

※今回の私たちのように大人3名以上、あるいは子供2名以上の場合のおもちゃ付きの部屋は西門町ブランチしかなさそうです。

 

有料の空港送迎サービスやオプショナルツアーもある

空港送迎サービス

1〜3人:片道 $1,100 / 往復 $2,000

4〜7人:片道 $1,400 / 往復 $2,600

※4歳未満はチャイルドシートが必須で、乗車ごとにチャイルドシート一台につき、$200が別途必要です。

 

空港からホテルまではMRT空港線を利用すると以下の値段と所要時間で行けます。

台北中央駅ブランチ】

・空港から乗り換え無し

・ 所要時間約40分

・片道一人$150

 

【西門町ブランチ】
・空港から台北駅で乗り換え一駅
・所要時間約60分
・片道一人$170

 

私たちの場合は自分たちでホテルまで行ったほうが断然安かったので利用しませんでした。

 

オプショナルツアー

6種類ぐらいのモデルプランがあり、どれも車を一台貸切チャータープランです。

千と千尋の神隠しの舞台にもなった九份とランタンあげで有名な十分が含まれるプランで、値段は1〜3名で$3,800、4〜7名で$4,800です。

WILLERやまっぷるツアーなどの他社ツアー会社と比較してもかなり安い方でした。

チャーターできる時間は8時間で、一応モデルプランがあるものの、行き先やそれぞれの滞在時間は自分で自由に決められます。ホテルの人もプランを立てるのに積極的に助言してくれました。

 

私たちは九份・十分を含むツアーを申込みましたが、あいにくの雨予報でしたので、モデルプランに含まれていた海岸や滝は足元が悪いので、代わりにモデルプランには含まれていない室内の観光スポットをおすすめしてもらいました。

 貸切チャーターですと、自分たちだけなので他のツアー参加者に迷惑をかけることなく、時間配分も自分たちて決められるので子供のペースにも合わせやすく良かったです!

 ※オプショナルツアーはホテルの言わばサイドビジネスとは言え、ホテルの人にツアーをゴリゴリにおすすめされることは決してありません。むしろツアーを利用せず自分たちで観光する他の手段も快く親切に教えてくれました。

 

ドライバーさんは少しだけ英語か出来る方でしたが、日本語を話せるドライバーさんはいないようでした。

コミュニケーションが不安な方は日本語ガイド付きや日本語対応可能なドライバーさんの他社ツアーか良いかもしれませんね。

 

子連れの宿泊で気をつけたいこと

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シャワールームはその名の通り、バスタブがなくシャワーだけですが、水はけがとても悪かったです。

子供が滑ったりしないように気をつけて下さいね。

ちなみにシャワー圧は問題なし!

 

台湾では、トイレ詰まりの原因となるためトイレットペーパーを水で流してはいけません。代わりにトイレ横のゴミ箱に使用済みのトイレットペーパーを捨てるのですが、子供がゴミ箱を漁ったり触れないように気をつけて下さい。

 

まとめ

価格や清潔さ、サービスの質、ロケーションどれをとっても大満足のホテルでした。

子連れで台湾(台北)へ旅行の際には是非チェックしてみて下さいね!

子連れ海外旅行のあらゆる心配不安に答えてみた。私の体験談と対策もご紹介。

こんにちは。

一児の母yukiboooです。

 

子連れで海外旅行というと、憧れはあるものの心配や不安だらけで尻込みしてしまいますよね。 

今回はそんな方の背中を押せるようによく思われがちな不安要素について出来る限りの払拭していきたいと思います。

また個人の体験談やポイントを適宜合わせてご紹介したいと思います。

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①子供とのフライトに耐えられるか心配

これは経験者から言うと、正直しんどかったです(笑)国内線の1時間弱のフライトでもキツイな思うことすらあります。しかし、工夫次第でなんとでもなります。

子供とのフライトを乗り切るポイントはこちらです。

 

子供の好きなものを用意する

言わずもがなですが、子供の好きなオモチャ、絵本、おやつ、動画など思いつく限り武装していきます。

(動画はオフラインでも見れるよう事前にダウンロードなど準備が必要です。)

 

中でも、動画はかなり時間稼ぎにもなりますし、何より楽です。笑

機内は親子ともにストレスが溜まります。旅行のときぐらいは自分にも子供にも甘くして動画見せちゃいましょう。

国際線の長距離フライトですと、座席前のモニターから見られるアニメやゲームは目新しさで食いつきが良いですが、念のためいつも見ている動画をダウンロードしていくのがおすすめです。(イヤホンも忘れずに!)

 

息子の場合

おもちゃは、100均のお絵かきボードと、シールブック、動画はアンパンマンの動画と、「coco melon」という英語の歌の動画、ディズニーランドのパレードやショーの動画をダウンロードして臨みました。

 

旅行直前に新しいおもちゃ等を用意する

子供は新しいものには暫く飽きずに遊んでくれます。ほんの時間稼ぎにしかならない可能性もありますが、結構効果的です。飛行機にのる直前であればあるほど効果は高いかと思います。

 

私の場合は、毎回早めに空港に着くようにし、空港内のお店で新しいおもちゃを一つ買うことにしています。

ここでポイントなのが、イヤイヤ期の場合あまりに早い段階で買うと、「今すぐこれで遊びたい!」とか言い出すので、出来るだけ後に買うことです。

 

プレイルーム(エリア)で思いっきり遊ばせる。

定番ですが、空港内には子供が遊ぶプレイルームやプレイエリアがあるので、そこでしっかり遊んでもらい疲れさせましょう。機内に入ると思いっきり身体を動かせないのでここで発散させておくのがポイントです。

 

国際線は2時間前にはチェックインしないといけないので、出発までには時間がたっぷりあるように思いますが、荷物検査や出国審査などで結構時間を食ってしまいます。航空会社にもよりますが、早くチェックインできるのであれば早いに越したことはありません。

子供がしっかり遊ぶ時間を確保するのがポイントです。

(子供が機内で寝なかったときのために大人はある程度セーブが必要です。笑)

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フライトに合わせた時間管理を心掛ける

フライトの時間や長さにもよりますが、それに合わせて当日はお昼寝やご飯の時間を調整するのが望ましいです。

しかし、子供もテンションが高くなっていたりと思い通りにいかない場合がほとんどだと思うので、その時は仕方ないと割り切りそこでストレスを溜めないようにしましょう。

 

機内グッズを活用する

赤ちゃんであれば、各航空会社が用意するバシネットというベビーベッドが使用できるので、手配するのをおすすめします。

※使用できる体重の制限や、事前手配の可否など、航空会社によるので事前に確認が必要です。

 

子供が一人で座席に座るようになると、以下のようなグッズも役に立ちます。

 ・Jetkids bedbox

子供用のスーツケースでありながら、機内ではフルフラットのベッドになり、外では乗り物になります。(跨ぐことができるデザインで引っ張る紐付き)

 

・fly-totなどのフットレスト

空気で膨らませるタイプのフットレストで、安価で手に入ります。こちらも座席前に置くと子供にとってはフルフラットのベッドになります。


※いずれも航空会社によって利用可否や利用条件があるので、確認の上購入をおすすめします。

 

参考) 私の機内の過ごし方

一言で言うと、行なっているのは上記で紹介したことです。

 ★機内乗り込み前

朝起きた時から戦いは始まります。

フライトの時間にもよりますが、できるだけ機内では寝て欲しいので、逆算して子供を起こしたり、昼寝の時間をできる限り調整します。

 早めに空港に着き、出国の手続きはさっさと済ませ、機内用のおもちゃを一つ買い、プレイルームで思いっきり遊ばせます。(場合によりご飯もこのタイミングで済ませておきます。)

 乗る直前におむつを替えます。

 

★離陸後(起きている時間)

こちらの体力があるとき

・絵本を読む

・おもちゃで一緒に遊ぶ

・機内を散歩する

 

こちらの体力がないとき

・おやつを与える

・動画を見せる

・お絵かきボードや紙とペンを渡す

・シールブックを渡す

 

②人に迷惑かけないか心配

子供は泣くものなので仕方がないと思っていても、どうか泣かないようにと気も休まりませんし、泣かれると焦りますよね。さらに周りの人から睨まれたり、舌打ちされたり、文句を言われることがあればそれはもう結構凹みますよね。

 でもこれは、気にしていたら一生どこにも行けないし、何も出来ないと割り切って自分のメンタルを強く持つしかありません。

機内に入って周りの座席の人に一言挨拶しておくだけでも反応はかなり変わると思います。

 

そして私の経験上、このご時世、そこまで意地悪な人はかなり少なくなってると思います。むしろ「大丈夫ですよ、気にしないで下さいね」と言ってくれる方のほうが多いイメージですので、周りの反応を過剰に心配しすぎないほうがいいかもしれません。

もちろん保護者として、子供がしてはいけないことをして迷惑をかけることがないように配慮するのは必要ですが、過度に周りの目を気にして旅行を諦め、子供が出来るはずだった経験を奪うのは可哀想な気がします。

 

豆知識

離着陸時に子供が泣くのは、気圧の変化で耳が痛くなることが原因のこともあります。

耳いたいた対策には、授乳したり、水やお茶などを飲ませてあげましょう。耳抜きになります。

 

③時差ボケにならないか心配

どれだけの時差かにもよりますし、個人差もあるので、明確な答えは出せませんが、繊細な子供は影響する可能性は高いと思います。

 

私の場合をお伝えすると、私はアメリカに行ったとき、時差がほぼ真逆だったのもあり、いつもと違う環境というのもあったのか、夜泣きがすごかったです。そして日中眠そうにしてるときもありました。

私たちの用事に付き合わせてるときは退屈だし眠いしでグズグズ言っていましたが、子供を遊ばせる目的で公園に行ったり博物館などに連れて行ったときは楽しそうにしていました。

 

夜泣き対応でこちらもかなり疲れが溜まりましたが、無理のない範囲で滞在先の時間に合わせて行動し、ご飯をしっかり食べさせてちょっとずつ時差修正させました。

(子連れだと夜遅くまで遊べないので、夜交代で面倒を見ながら部屋でゆっくりする時間があったので、少しはリラックスできました。)

 

せっかくの旅行なのにもったいないという気持ちや、時差ボケを早く直したい気持ちで無理にでも日中は起こしたくなるかもしれませんが、個人的には眠そうにしていれば無理はさせなくていいと思います。体調崩しても嫌なので。

本当に興味があるときには本人も起きます。

ただご飯はできるだけしっかり食べさせたほうが良いですね。

 

帰国してからまた時差ボケがあるんじゃないかと恐れていましたが、それは案外大丈夫でした。

旅行と帰りの飛行機の疲れ+家に帰ってきた安心感(知らないけど)で、夜ぐっすり眠り、翌朝普通に起きました。笑

もし、帰国後の時差ボケがあったとしても、いずれは治るので過度な心配は不要かと思います。

 

④自分の体力が持つか心配

大人だけでの旅行に比べれば、比べ物にならないぐらい体力も気力も消耗します。疲れるために旅行に来たのかとも正直思ってしまう瞬間があります。

なので、体力だけでいうと持ちません。笑

ですが、それ以上に子供の表情や反応を見て、一緒に旅行できて良かったなと思う気持ちの方が強いです。なので体力を消耗しても海外旅行する価値はあると思います。

 

⑤体調を崩したり、怪我をしないか心配

事前にできる準備や、旅行先の下調べ、そして現地で注意を払えば過度な心配はしなくていいと思います。

 

★旅行前の準備

(言うまでもない事ばかりですが)

・普段使っている風邪薬などがあれば持って行く

・事前に日本語が対応できる病院があるか等を調べておく

・保険に加入する

 

★機内での対策

・水分をとったり、マスクをして乾燥対策、感染対策をする

・こまめに手などの消毒をする

 

★現地での対策

・水道水は飲まない

安全のため、水道水を飲める国でも水道水を飲むのは避ける。

※水道水を飲めない国ではレストランのドリンクの氷にも注意してください。

・こまめに手などの消毒をする

 

準備をしていても旅行先でいざとなったときに自分で対応できるか不安な方はツアーを利用して旅行に行くのも一つの手だと思います。

 

⑥食べ物が合うか心配

離乳食時期であれば、レトルトの離乳食を大量に持って行くのをおすすめします。

離乳食が終わっている子でも、レトルトやインスタントの日本食を持って行くと安心です。私の場合は、フリーズドライの味噌汁とレンチンの米とふりかけを持って行きました。

国や地域にもよりますが、日本食レストランや日本食のスーパーがある国や都市も多いので事前に調べておき、そこで食べたり調達するのも一つの手です。

 

⑦付き合わせて子供が可哀想か不安

子連れで海外旅行に行くというと少なからず「親のエゴに子供を付き合わせ可哀想」という声があります。
一番しょうもない言いがかりなので、これを言ってくる人がいれば、何も気にすることなく完全スルーしてください。

反論としては2点
・親が行きたい所へ行き、したいことをして何が悪い?
この一言につきます。親だからと我慢することではありません。親である以前に立派な一人の人間なので、したいことをして何も悪いことはありません。
むしろ楽しんでる親を見ると、子供は嬉しいはずです。

・子供にとっても良い経験になるはず 長距離のフライトは確かに子供にとっては苦痛かもしれませんが、それ以上に特別な経験や新しい発見など良い刺激になることの方が多いはずです。
親が子供の安全をきちんと守ってあげさえすれば子供にとっても必ず良い経験になるはずです。


⑧連れていっても覚えてないだろうな…と不安

親の立場になると、いろいろ経験させてあげたい!という思いから、親自身がこれを思うことはあまりないかと思いますが、たまに周りの人が悪気なくサラッと言ってきたりします。

 

それに対しての反論は、覚えている覚えていないは、本当にどうでもよく全く重要なことではありません、ということです。
大人ですら、最近行った旅行のことでも案外断片的にしか覚えていません。でもしっかり経験値として刻まれているはずです。
子供も同じで、覚えていなくても、その時には必ず何かしらの刺激を受けており、その刺激が子供を成長させてくれています。

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まとめ

以上、子連れ海外旅行における様々な心配や不安について出来る限り解消できるように、私なりに考えてみました。

私も最初は心配や不安だらけで、何度もやっぱやめようかな…と諦めそうになっていました。

実際、子供はグズグズ言ったり、思い通りに予定が進まないこともあったり、大変だったことは数えきれず、疲労感は半端なかったですが、それでもやはり行ってよかったと思います。

 

それは子供が楽しそうな表情や反応をしたり、現地の人が優しくて息子に話しかけてくれたり、日本では見られない野生のリスが見られて子供がはしゃいでいたり、親の勝手な自己満足ではなく、子供は子供なりの特別な経験と新しい発見をしていい刺激になったなと思っています。

 

子連れで海外旅行を検討しているけど、なんだか踏ん切りがつかない…と思っている方の背中を少しでも押せたら幸いです!