乳幼児期のマストアイテム『電動鼻吸い器』のメリットは?メルシーポットとベビースマイルの比較とおすすめをご紹介!
息子が産まれてから、様々な育児グッズを購入し、使ってきましたが、声を大にして買って良かったと思えるアイテム『電動鼻水吸引器』をご紹介したいと思います。
今回は電動鼻水吸引器を使うメリットのご紹介と、据え置き型(メルシーポットS-503)とハンディータイプ(ベビースマイルS-303)の比較と実際に両方使用した私の見解を述べたいと思います。
・電動鼻水吸引器の購入を考えいる人
・据え置き型とハンディータイプのどちらにするか迷っている人
・メルシーポットとベビースマイルの比較をしたい人
電動鼻水吸引器の種類
電動鼻水吸引器にも据え置き型とハンディータイプがあります。
据え置き型は長いチューブが本体(電動部であり、吸った鼻水を貯める)と繋がっており、コンセントに繋いで使用するタイプが主流です。
一方でハンディータイプは電池式や充電式のコードレスで、その名の通り小さく軽量です。
電動鼻水吸引器のメリット
①耳鼻科レベルの性能
耳鼻科レベルの吸引力があり、強さも一定です。口で吸うタイプ(以下、手動)ですと鼻水を取ってあげたい一心で強く吸いがちですが、これがかえって鼻の粘膜を傷つけたり、耳が痛くなったりするみたいです。
②とにかく楽
手動の場合、粘っこい鼻水だとなかなか上手く吸えないし、酸欠になってくるし、時間がかかって余計に泣かれて、余計鼻水でる悪循環で…とにかくイライラしてきます。
手動でも電動でも慣れるまでは子供が泣き叫んで暴れるのには変わりはありませんが、それでも電動だとパッとズズッと吸って終わりなので、今までの半分以下の時間と体力で鼻水が吸えてると思います。
③病院に行かなくていい
風邪をひいている状態の中、鼻水を吸うためだけに耳鼻科などに行って順番を待つのは親も疲れますし、子供もしんどい思いをします。
また、インフルエンザが流行る時期や、今のようなコロナウイルスが脅威をふるう時期には鼻水を吸引するために病院にかかるのは躊躇してしまいます。
診察が必要な状況でない風邪症状であれば、自宅で鼻水吸引ができ、耳鼻科や病院に行く必要はありませんので、違う病気を貰わないで済みますし、病院代ももちろんかかりません。
④二次被害を防げる
鼻水をそのままにしておくと、耳に流れて中耳炎になったり、喉に流れて痰が絡んだりしてしまいますし、風邪も長引きがちです。
電動ですとしっかりした吸引力で奥の鼻水まで取れますし、自宅でのこまめな吸引がこういった二次被害を防ぎ風邪の治りも早くなります。
据え置き型(メルシーポット)とハンディータイプ(ベビースマイル)の比較
私はSEASTARという会社が販売している、据え置き型のメルシーポットS-503とハンディータイプのベビースマイルS-303の両方を持っております。
メルシーポットS-503
スペック
最大吸引圧力:-83kPa
総重量:約1kg
価格:12,000円
メリット
・ベビースマイル(ハンディータイプ)より吸引力が高い
・コンセントに繋いでの稼働なので、吸引力が一定している
・半永久的に使える
デメリット
・音がうるさい(ヴゥゥゥゥンと、いかにも起動しましたという音)
・旅行や帰省など、外出時の持ち運びには向かない
・コンセントに繋がれているので、子供に逃げられたら追いかけられない
・使用時に長いチューブが若干邪魔に感じる
・ベビースマイルより使用前の準備と使用後の洗浄・片付けがやや面倒
ベビースマイルS-303
スペック
最大吸引圧力:-60kPa
総重量:195g(電池を除く)
価格:3800円
メリット
・持ち運びできる
・音が静か
・コードレスなので、自由に動ける
・メルシーポットに比べて、使用前の準備と使用後の洗浄が楽
デメリット
・電池の残量によって吸引力が弱くなることがある
ベビースマイルがおすすめ
私の場合は、メルシーポットを先に持っていましたが、持ち運びできないことが大きなネックとなり後からベビースマイルを購入しました。(帰省中に親戚の子から風邪を移されらケースが度々ありましたので…)
吸引力は弱いのか?
恐らくベビースマイルかメルシーポットのどちらにするか悩まれている方の懸念点は吸引力かと思います。
口コミで「ベビースマイルを最初に購入したものの、吸引力が満足いかずメルシーポットを後から購入した」というのもチラホラ見かけましたが、個人的には吸引力の差はあまり感じませんでした。
ベビースマイルの吸引力が弱いと感じる要因と対策は以下が考えられます。
・電池の減り
→電池交換により改善の可能性あり
・鼻水の状態
→鼻の中が乾燥していると鼻水が吸いにくいので、お風呂上がりやホットタオルを当てるなど鼻の内部が湿った状態で吸引するなどの工夫するだけでも、十分に吸引できるかと思います。
・本体内部への漏れによる動作劣化
→内部に漏れた鼻水が固まってしまうのが原因なので、内部(水洗い可)もしっかり洗う
また、早い子だと2歳頃には鼻をかめるようになりますし、だんだんと赤ちゃんの時ほど鼻水に対して神経質にならなくなるので、個人的な意見としてはそれほど長くは使用しません。
なので、1万円出してまで買うのは少し高い気がしますが、乳幼児期の風邪にはマストアイテムなので、ベビースマイルの価格(3,800円ほど)だと迷わず買う価値ありです。
風邪の引きやすい子とそうでない子、風邪のタイプも様々なので一概には言えませんが、息子の場合、2〜3ヶ月に1回鼻風邪をひき、1回の風邪で、一週間前後続くので、その間ほぼ毎日電動鼻吸い器を使用します。
そして1日のうちでは、お風呂上がりと、お昼寝前や夜寝る前、その他鼻水が出たり辛そうなときは適宜使うので、1日に最低でも3回ぐらいは使います。
また、ベビースマイルもメルシーポットもどちらも準備も片付けも楽ですが、やはりベビースマイルの方が、コンセントに繋ぐ一手間がありませんし、洗うパーツも小さくて断然楽に感じます。
ちょっとしたことですが、何度か使ううちに、この小さな手間ですらも面倒だと思ってしまい、結局毎回楽なベビースマイルの方を使っていました。
まとめ
・乳幼児の風邪には電動鼻吸い器がマスト!
・ハンディータイプでも据え置き型の吸引力に大きくは劣らず、十分に吸引が可能。
・値段、お手入れの簡単さ、持ち運びができる観点からもハンディータイプがおすすめ
ご参考になれば幸いです。